『ペイン 魂の叫び(LEAVE)』(2011)
映画は一日に一本は観るが敢えて観ないを選択する日もあり(例えば今日とか)多い日には3本とかいってしまう。
これは酒の肴のようなもので、夜長の楽しみのひとつ。
どうせ布団をかぶったって、右へ左へともぞもぞやって、寝入りは朝方になってしまうのが常、そんなワケで、amazonプライムビデオで漁るのです。
先月から映画の感想を、お絵描き付きで発表してみる試み。
ピーター・ドイグ氏が映画からインスパイアされたり、自主上映会の催しポスターを自ら描いているのを知り、これは楽しいに違いないと思ったからだ。
出来うるならば自分もそんな映画会をやってみたいなと思うのだが、集まる仲間は皆無だろうし、それでは架空のポスター作りでもやって感想を添えていこうかと始めたのです。
と、そんなコトを決めてしまうと、それはそれで作品を選べない。
描きたいと思う映画は少なく、それでも日に日に観た映画は増えていき、
感想は書いておきたいけれど、ただその出演者を模写してもつまらない。
だから、考え過ぎはよくない。
そうやって理論整然とやれっこないんだから、行き当たり場当たりでいいじゃん。
『ペイン 魂の叫び(LEAVE)』(2011)
監督: ロバート・セレスティーノ、
出演: リック・ゴメス, フランク・ジョン・ヒューズ, ブライアン・クランストン
それでこの作品となります。
映画に等級があるのだとしたらこの映画はC級くらいか、しかし制作陣にも視聴者にもそんなコト無関係である。
作中の人物が、作家であったり画家や俳優であったりするとくすぐられる。
今の気持ちがそういった職種に興味があるので、その場合を研究する心積りで観るのです。
しかしこの映画の作家は、特に作家という職業であろうがなかろうがどちらでも構いやしない。
毎夜悪夢にうなされる主人公が旅に出るというところから話は始まる。
あらすじをつらつら並べるのも好みではないし、もちろん肝心の箇所を説明してしまったらこの映画はお終い。
ゆっくりと順を追って観ていくのがスジ。
CSN&Y「ヘルプレス(Helpless)」カヴァーが流れました。
手塚治虫「ブラックジャック」に似たような話があったかも知れない。
夢と現実が交差する、こういった小さな作品は好きです。
機会があればご覧あれ。
それではまた次回に。