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【映画観覧記】

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映画の感想を、お絵描き付きで発表してみる試み。映画は一日に一本は観る。 多い日には3本とかいってしまう。 これは酒の肴のようなもので、夜長の楽しみのひとつ。
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#石橋蓮司

『いつかギラギラする日』(1992)

『いつかギラギラする日』(1992) 監督: 深作欣二 / 脚本: 丸山昇一 / 製作: 奥山和由 出演: 萩原健一、千葉真一、石橋蓮司、多岐川裕美、木村一八、荻野目慶子、原田芳雄、樹木希林、八名信夫 うん、この作品もウン十年ぶりに観ました。 まったく覚えていない。 その当時のイメージといえば、ヤンチャな一八と、もう勘弁してくれよという荻野目慶子。 でもこの当時の奥山さん(制作)はイケイケ、たけし映画から「GONIN(1995)」くらいまでは間違いない。 それに監督は

Are you ready to shoot?

『一度も撃ってません(2020)』 監督:阪本順治 / 脚本:丸山昇一 出演:石橋蓮司、大楠道代、岸部一徳、桃井かおり、妻夫木聡 石橋蓮司・主演、はとても珍しい。 主人公は売れない作家、裏の稼業は殺し屋なの? 今宵が最後の営業となるBAR"Y"に集い、事件が起こるの?  というハードボイルド・コメディ。 なんの気なしに見ていたが、ヒジョーに懐かしい気分になってきたゾ。 成る程そういった経緯か、あれ、ほら、あの映画が観たくなってきた。 そう、あの映画から30年以

『浪人街 RONINGAI』(1990)

『浪人街 RONINGAI』(1990) 監督:黒木和雄 総監修:マキノ雅広 出演:原田芳雄、石橋蓮司、樋口可南子、勝新太郎、田中邦衛 剣戟映画(けんげきえいが)である。 いわゆる、チャンバラ、ちゃんちゃんバラバラを楽しむ。 難しいところはひとつもない。 だが監督は黒木和雄、ATGで「竜馬暗殺(1074)」「祭りの準備(1975)」「原子力戦争(1978)」など撮っている。 70年代に撮った映画は見てるが80年代は知らない。 「祭りの準備(1975)」はヤバい映画