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Facebookのmarketplaceでシェアハウスを探す

シェアハウスを初めて6日目、まだハウスメイトの犬に吠えられる私です…涙 友達になれたと思っても、自室に出入りするたびに思い出したように怒られます。こんなに構って欲しそうにするのに…。飼い主曰く、「icarinのことは好きだけど、ここに住んでいるということが理解できなくて困惑しているみたい。」

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この子はシェルターで保護されていた犬だそうです。最初の方は撫でようと手をのばすと首をすくめて一瞬怖がる仕草をしてました。これまで人間からどんな仕打ちを受けてきたんだろう…。胸が痛みます。最近は慣れてきてくれて、ソファに座っていたら寄ってきてくれるし、撫でるの手をちょっとでも止めると私の手を鼻で押し上げます。この仕草、実家の犬と一緒。もっと撫でろってことみたいです。あ、やばい実家の犬に会いたくなってしまった。これだけ心を許してくれて仲良くなれたと思っても、まだ私のことをハウスメイトとしては認識してくれないみたいです。もう少しかな。

前置きが長くなってしまいました。今日は今の家を見つけるに至った方法について書きたいと思います。

FacebookとCraigslistどっちがいいの?

アジアから引っ越してきた留学生仲間の友達曰く、Craigslistは詐欺やロボットが多いからFacebookのmarketplaceの方がいいと思うよ、とのこと。実際に比べてみると、物件の数はそんなに両者変わらない印象を受けました。FacebookとCraigslistの両方に掲載されている物件も沢山。今回、Craigslistにしかなかった物件で良さそうなものがあったので、1件だけ連絡してみましたが返事はありませんでした。Facebookは8件連絡してみて、連絡が来なかったのは1件。この物件はCraigslistに少なくとも数ヶ月ずっとあった部屋なのですが、なんでなんだろう…。今見てみたらまだありました。詐欺なら詐欺で返事がありそうだし。ちなみに、Roomieというアプリも登録していました。こちらは物件数は少ないのですが、ここにしかない物件もあります。1件連絡しましたが、これも返事がありませんでした。Facebook以外の経験が少ないのであれですが、個人的にはFacebookの方をオススメします。

詐欺にはどんなものがあるの?

在米の日本人友人から聞いた話です。Craigslistで良さそうな物件に問い合わせると、貸主から「今私はアパートを残したまま遠くに住んでいるので、内覧は出来ませんがその分家賃をお安くします。見たかったら家の周りから部屋を覗いてみてください。デポジットを振り込んでくれたら鍵を送ります。」などと言われたそう。詐欺師は上手く騙せるように、「コロナだから…」「退職したから…」などと、それっぽい脚本を用意しています。「Craigslist 詐欺」で検索すると、日本語の情報だけでも沢山ヒットします。もちろん、英語(scam)だともっと沢山!怪しいと思ったらメールの文をgoogle検索してみてください…!

最初のメッセージは何と送るべき?

物の売買と同じで、賃貸の場合にも"Hi, is this still available?"のボタンがあります。このボタンをそのまま利用していい?一言付け足す?もっと詳しく自己アピールをする?色々試してみましたが、一応どのパターンでも大丈夫そうです。ただ物件によっては「問い合わせの際には貴方のプロフィールを教えてね」と書かれているので、見逃さないようご注意を。私は特に指定されていない場合、質問などを一言付け足すスタイルに落ち着きました。

内覧

質問等が終わり物件が良さそうであれば、内覧をします。コロナ禍なので内覧はオンラインの場合も。私は5件の内覧をしてうち2件がビデオ通話でした。実際に行った3件のうち2件は不動産会社が管理していて、ハウスシェアに関する質問は後日答えるね、という場合もありました。もう1件は個人でしたが、別のハウスメイトがちょうどシャワーを浴びていてバスルームが見れないというトラブルが…。今の物件はzoom内覧で決めましたが、特に実際の物件とのギャップは感じませんでした。キッチンのストレージなどFacebookの写真では分からない所を見せてもらい、気になる点を質問しました。

出来れば直接見たほうがいいと思います。実際に内覧した物件で、共用スペースのゴミ箱の中身がどれもいっぱいなのに捨てられていない(きっと誰も積極的に捨てないんだろうな…)という部屋がありました。Zoom内覧で「ゴミ箱の中見せて?」とはちょっと聞きにくいですよね。あと、この家妙にホコリがかっているような…?という物件もあったのですが、これはzoomだったら分からなかったと思います。

ハウスメイトからの質問は、「今は自宅勤務?それとも出勤してる?」「コロナ禍でも1,2人の友人とはたまに会ってるけど、気にしない?」などでした。特に今の物件はコロナに関する考え方は注意深く聞かれました。前のハウスメイトはコロナ禍に友人に会うということが理解出来なかったらしく、それで決別してしまったらしい…。

内覧でチェックすべき項目としては、共有スペースの清潔度(ゴミ箱、キッチンのシンク、バスルームの壁など)、コンセントの場所、シャワーの水の強さかなと思います。あと、見落としがち(?)なのが洗濯機&乾燥機。部屋にあるのか、それとも建物の別の場所に行かなくてはいけないのか。有料か無料か。建物の地下にあるというケースも多いのですが、暗かったり少なかったり(建物全員が使うとなると倍率が心配)ということがありました。また、もし物件が地下や半地下の場合は一応スマホの電波もチェックしてはと思います。

契約

最終的にサブレット(又貸し)契約の物件に決めました。早く契約できるようにと、もとの価格から月300ドルくらい安くしてあり、その関係で家賃は元の契約主(出ていった人)に送金するという形になりました。

サブレットの契約書はどっちでもいいよと言われましたが、私はお願いしました。正式に契約を交わしていたほうが安心だし、この手のリース契約書は州の住民であることを証明する公的機関で使える書類としても機能するからです。またこれを依頼したことで、この物件を管理する不動産会社とも繋がれたので良かったです。一応電話口で「管理会社は又貸しを了承しているのか?」ということは聞いていたのですが、あくまで口頭での確認だったので。

元の契約主はすでにアパートを出ていってしまっていたので、鍵はハウスメイトから受け取りました。その時に部屋をメジャーで測って、どの家具を持っていくかどこに置くか配置決めをしました。

サブレット契約後、やっておいた方がいいこと

サブレットの物件は、移動が盛んである7月末または8月末までのことが多いです。私の物件も8月末のサブレットです。ハウスメイトは次も契約更新するそう。私のビザは来年の3月末に切れてしまうので、このままここに住み続けるなら物件を引き継いでくれる人を探すことになるでしょう。その時のために、私が決めた時のFacebook marketplaceの写真や文章を保存しておくことを勧められました。


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まだここに住み続けるかそれとも契約終了後にAirbnbなどに切り替えるか決めていませんが、今の所ここが気に入っているので住み続けたいと思っています。次の人が見つからなかったら約5000ドル住まない家に払わねばならぬのでまだ考え中。

とりあえず、犬が懐きますように。




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