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楽しくふり返ろう!ふり返り手法3つをご紹介

ヤーマン! iCARE QAEチームのじゃっきーです。

先日、弊社のレディースサウナ部で冬合宿に行ってきました。
ついに、ついに…かの憧れの地…the saunaに…!

通りがかりの人に「めっちゃサウナ好きじゃん…」と言われた人達

雪吹き荒ぶ中の貸切薪サウナ+外での水風呂外気浴でキマりすぎて、「このままここにいると東京で働けなくなる」という恐怖に包まれながら大量のお土産(食べ物)を買って帰ってきました。
詳細はまた部長がブログ書くと思います。お楽しみに。


最近、ふり返ってますか?

本題です。
どうですか?最近のご自身のお仕事、最近のチームの動き、
ふり返ってます?

うんうん…そうだよね…
仕事が忙しくてそれどころじゃない…
みんなで集まってもさほど話が出ない…
そんな時間があるならこれから先の作業をやりたい…
わかるよ…わかるわかる…うんうん…

馬鹿野郎!!(張り手🫸)
目を覚ませ!!(張り手🫷)

ふり返りをなぜするのか

有名な木こりのジレンマという話があります。

ある木こりが、がんばって木を切っている。

通りがかった旅人がその様子を眺めていたが、斧を振るう勢いのわりに、なかなか木が切れていない。

見ると木こりの使っている斧が歯こぼれしているようなので、旅人は言った。

「斧を研いだほうがいいのでは?」

すると、木こりは言った。

「わかっちゃいるんだけどね、木を切るのに忙しくて、それどころじゃないよ」

どんなお仕事でもあるあるなお困り事ではないでしょうか。
本人は一生懸命頑張っている、何かにつまづいてもがむしゃらに前を向き続けて作業を完了させるように努力し、ついには作業を完了させる。

でも、側から見ると「そもそもつまづかなくても良かったんじゃない?」「そんなに頑張らなくても良かったんじゃない?」ということは往々にしてあります。

ただ、外からそういうことって指摘しづらいんですよね。
なぜならその人が頑張っていたことは間違いないから。

さらに、「何でつまづいたの?そんなに頑張らなくてもいいじゃん」などと指摘したら、もしかしたら言われた人の心に傷がついてしまうかもしれません。「何でお前にそんなことを言われなきゃいけないんだ?」とも思われることもあるでしょう。

悲しいすれ違い

「いやいや、誰かに指摘されたらそれを素直に受け取る能力がない奴が悪いでしょw」と思った方がいらっしゃるかもしれません。

目を覚ませ!!!!!🫷🫸
そんなことはみんなわかっているんだ…
それでも飲み込めない要因がある時が…人間にはあるんだ…

というわけでね。
一番いいことは「自分で気付くこと」ですね。
自分で気付いて、解決策をいろんな視点で生み出せる、
それらのきっかけになる場所、それがふり返りなわけですね。

ふり返りをうまくするコツ

「え〜?みんなであつまれば何言われても飲み込めるってこと?」
と思ったかもしれません。
ちが〜う!(思ってなかったらごめん)

ふり返りの場所だからといって、何を言っても良いわけじゃありません。
ふり返りの良さは「事実」を全員で見返してそこから「改善」に繋げるフローにあります。

事実だからこそ「それってあなたの感想ですよね?」みたいなことにはなりにくいし、より「じゃあどうする?」という改善への糸口につながりやすいと思います。

さらに大切なのは「ふり返りがネクストステップにつながっていること」です。こちらの記事でもちょっと触れました。

事実から改善点が抽出されたら、それを次に活かせる行動へと昇華させていきましょう!ということで前置きがとても長くなりました3つのふり返り手法をご紹介していきます💁‍♀️

1. 象、死んだ魚、嘔吐

すごくキャッチーなふり返り名ですよね。
聞いたら1回やってみたくなること請け合いのこの手法は
Airbnbの共同創業者、ジョー・ゲビアさんが考案したものです。

①「象」は口に出さないけれど全員が知っている真実。
②「死んだ魚」は、早くごめんなさいをしたほうがいい悩みのタネ。ほっておくと事態が悪化する。
③「嘔吐」は、人々が断罪されずに胸の内を話すこと。つまり「ぶっちゃけ」。

ふりかえり手法「象、死んだ魚、嘔吐」でチームの闇と向き合おう

新しくチームが形成されたばかりの時に効果的だとされていまして、
私たちQAチームも、チームの体制が変わる時や、新しくメンバーチェンジした時などにこの手法を使ってふり返りをしました。

内容が全然見せられない

「○○のメンテコストに時間がかかっちゃってるので見直したいです…すみません…」
「そもそもあのmtgって目的何でしたっけ?要らないかも」
「あれってルールは決まってるけど守ってる人少なくない…?ルールが悪かったりする?」
みたいなぶっちゃけが上がります。人を傷付けるようなぶっちゃけは絶対にあげずに、とにかく「事実」に対しての闇とみんなで向き合います。

向き合うのは人ではなく事象なので、名称ほどおどろおどろしいことにはならず、改善策がざくざく生まれるので個人的には割と好きです。
なんか最近チームが言いたいこと言えてないかもしれない…という時にも良いかもしれません。

2. タイムライン

その名の通り、時系列であった出来事を元にふり返りを行う手法です。

他チームとの合同pjでやったタイムラインふり返り

私の場合、タイムラインの画像を準備しておいて
チームメンバーを集め、こんなことがあったね〜というのをみんなで思い出す説明タイムを最初に設けました。

「そういえばここでこんな悩みがあったんだよな〜」
「ここの○○さんの動きナイスだったよね」
説明中にそんな会話や思いがメンバー間に巡ります。

そこからタイムラインに沿って、keep&goodとproblemを書き出しました。
上記画像を見ていただくと分かる通り、pjを通してkeep&goodはたくさんありますが、problemはタイムラインの後半に固まっているように見えます。

なので、このpjでは後半になって課題が多く発見されたことになり、
次回以降の改善策として、後半に発生する課題を前半でどう解消するかということを考えられるかなと思います。
課題が多かったところは必然的にメンバーのモチベーションも下がっている場所になるので、ここを解消できるとよりよいpj運営ができるようになる!かもしれないです。

3. effort & pain(gain)

Effort x Value provides a fast way to prioritize a list of items, by relatively comparing the effort to complete the item and how valuable it is.

Effort x Value

effort & pain(gain)は、「より労力をかけず効果的に改善するアクションを選択できる」ふり返りの手法となっております。

上記の説明ページでは「前回のアクションを書き出す」となっていますが、私たちは目標に対して考えられるアクションをまず書き出しました。

その後、
- そのアクションに努力が必要か否か
- そのアクションで価値が出せるか否か
でマッピングします

並べ終わるとめっちゃ気持ちいいです

effortが少なくgainが多い青緑のところはすぐにでもやったほうが良いアクションになります。
逆に、effortが多い割にgainが少ないものに関してはやめたほうがいいアクションかもしれません。
こうすると自分たちがとっているorとろうとしているアクションの優先度が一目瞭然でつけられますね。便利。

おわり

全員が納得がいくふり返りは難しいけれど、少しでもみんなが幸せになる未来を目指すふり返りは、できます!

ということで皆さんぜひふり返りをすることにより
良きpj運営、良きチーム運営、幸せな己の未来を勝ち取ってください。
定時で帰ろう!そしてサウナに行こう!それではまた🧖‍♀️

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