QAEと開発者のコミュニケーションにレゲエを持ってきたらえらいことになった
こんにちは。QAEチームのとよしーです。
みなさんはQAEとして開発者とコミュニケーションを取るときになにか意識してることはありますでしょうか?
とくにQAEという立場だと、開発者が一生懸命実装して作ったものを指摘・評価するシーンが出てくると思います。
そんな時に「ここがダメ」「なんでバグばっかなんだ」など言ってしまえば、開発者とQAエンジニアとの関係性はますます悪くなってしまうでしょう。
今回は、斜め上すぎるアプローチをもってQAEと開発者のコミュニケーションスタイルを変化させた例を紹介したいとおもいます。
最初に言ってしまうのですが「うちの会社でもやれそう!」という真似しやすい事例ではないと思うので、「ふふふ」と思いながら読んでもらえるとうれしいです。
なにがあったのか
とある新機能の仕様の分析をQAエンジニアと開発者でしているときに、わたくしとよしーが
「ヤーマンヤーマン(訳:ありがと〜!)」
と思わず言ってしまったのがすべてのはじまりでした。
そこで他の人は、
「ヤーマンってなんすか?」
となったわけです。そりゃそうなります。
ヤーマン(YAH-MAN)とは
「ヤーマン」とはジャマイカのパトワ語がルーツであり、主にレゲエカルチャーの間で言われるようになった言葉・挨拶です。
もとの単語としては英語の「Yeah Man(調子どう?)」なのですが、言い方がカジュアルになり「ヤーマン」となったと言われています。
意味としては「やぁ!」「調子どう?」「そうだね」など、ほんとになんでも使えるらしいです。
「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」もすべてヤーマンで事足ります。便利ですね。
もし『宇宙兄弟』の作品を読んだことがある方は、「ヤァマン、ヤァマン」と連呼しているフィリップという陽気なキャラクターがいたことを覚えていますでしょうか。
あの「ヤァマン」と同じ意味です。
ヤーマンを持ち込んだ結果
そんなヤーマンという魔法の言葉を開発者とのコミュニケーションで使っていたら、QAEチームメンバーのじゃっきーさんも使うようになり、、
Slackスタンプがいつの間にか爆誕していました。
これがきっかけで、開発者も気軽にヤーマンと言ったり、ヤーマンスタンプを押しまくるようになりました。
実際のコミュニケーションの具体例を何個か紹介しようと思います。
※ Slackのやりとりのため、ほとんどの人のアイコンや名前は伏せております
ヤーマンが受け入れられた理由の考察
※ 超無理やりな考察です。ご容赦ください。
弊社の開発組織は8月から新体制になりました。
別チームに配属になったり、私自身もQAEチームに異動になった身だったので、新しい環境に不安に感じるメンバーもいたと思います。
タックマンモデルでいうと「形成期」のタイミングでしょう。
そんな状況だと、お互いどのようにコミュニケーションすべきかまだわからない瞬間もあったかと思います。
そこに現れた「ヤーマン」という言葉。
「ヤーマン」自体はポジティブな意味ですし、とてもライトに利用できるという点が、受け入れられた理由なのかもしれません。
「ヤーマン」というポジティブな共通言語をみんなが使うことで少しの連帯感、安心感を醸成できたのではと思っています。(過大評価…笑)
まとめ
以上、QAEと開発者の間でレゲエカルチャーを持ってきたら、えらいことになった事例の紹介でした。
まさかここまでいろんな人に使ってもらえると思っていませんでした。
えらいこっちゃと悩む夜もありました。
ただ、開発者が少し笑いながら「ヤーマン」と言っている姿を見て、少しでもその場がポジティブな雰囲気になっているのであれば良いか…と自分も思うようになったので、結果的に良い流れだったかなと思っています。
今後もたくさん使っていこうと思います!ヤーマン!
ちなみに、別のレゲエワードのビガップ (Big up)も開発組織で浸透しつつあります...笑
週に1回開催している開発組織のゆるめの定例会でも、開発生産性BIG UPというコーナーが設けられるほどです。
注意書き ⚠️
採用情報
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カジュアル面談もOKなので、もし気になる方がいましたらぜひお話しましょう!
この記事を読んでレゲエカルチャーに興味を持った方もお話しましょう〜!
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