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水の都 ヴェネチア

夕方にヴェネチアへと着きました。
ヴェネチアはどこを切り取っても美しいです。

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私たちがヴェネチアに訪れる1ヶ月ほど前にヴェネチアで大浸水が起こりました。その最高水位は1m87cmにも達したと言います。(ちなみにこの水位は1923年に潮位監視予報センターが観測を始めて以来1966年の1m96cmに次ぐ第二位とのこと。)

流石に1ヶ月経てば大丈夫だろうと思っていました。

1日目は少し危うい道も部分的にはありましたがなんとか乗り切りました。

2日目、朝起きると大粒の雨が降っています。

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窓から外を見ると歩道にまで完全に水が及んでいました。
ホテルのフロントスタッフさんにプラスチックバックを貰えるかと聞いたところもうすでになくなってしまったとのこと。

持ち合わせのスーパーの袋を靴にくくりつけてとりあえず外に出ました。

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しばらく歩くと水位が10cm以上となり友人の靴はびしょ濡れ。
翌日のことを考え一度宿に戻ることにしました。

 

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必要な可能性を考えてサンダルを持ってきていたためやむを得ずサンダルで観光の続きをすることに笑。

冬なので当然水は冷たく…
冷たすぎて涙が出てくるほどでした。

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路上では黒人がシューズカバーを10€で売っており多くの観光客が利用していましたがここにお金を使いたくなかったため私たちは我慢しました。笑

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お店の中にも水が入ってしまっているところも多く朝早くからスタッフさんが店内の水を汲み出したりモップで清掃等がなされていました。

ガラスと革製品が有名なイタリア。

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ヴェネチアガラスとムラーノガラスのオブジェやアクセサリー、革のバックや財布、ベルト等が多く販売されていました。
あまり写真を撮っていい雰囲気でなかったため写真は少ないですが本当に多くのお店があります。

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私たちはお土産をここで購入するためいくつの革屋さんとガラスショップを出入りしたか分かりません。

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その他にも多様な種類の仮面が揃っているところ、小さなアトリエ、美術品の置いてある展示室、等丸2日いても十分楽しめるところです。

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仮面を作るワークショップも催されていました。

安藤忠雄設計のプンタ・デラ・ドガーナは私たちがヴェネチアで一番楽しみにしていたところのひとつではありましたが生憎工事中のため入館できませんでした。

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本場のビザはとても美味でした。

橋から舟を見ていると

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橋の下から「乗る?」なんて言われたりしました。特に乗るつもりはなかったのですが辺りを見渡しても乗れそうなところはどこにもなかったので乗ると言った際にどのような対応をされるのか気になるところではあります笑。

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あんなにも道が多くの水で溢れていたにもかからずその日宿に帰る頃には

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完全に水が引いていました。
降水があるかないかでおよそ40cmくらいも水位が変化するのにはただただ驚きました。

ヴェネチアからローマへ移動するためバス停へ向かいます。

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風景が美しいから、そして分かりやすそうだからという理由で海沿いの景色を眺めながら歩いていてのですがマップに書かれている時間よりも遥かに遠回りをしてしまい、またもや重い荷物を持ちながら全力ダッシュをする羽目になりました笑

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次へ続きます。

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