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リストカット。タトゥー。自傷行為。

なんとなくに始めたnote。
他の方の文章も読んでみたが、比べてしまって落ち込むだけだった。
文章力の高さ、誠実さ、いいねの数…
優しい心を持てなくなった自分が心底嫌になった。
でもきっと変わっていくだろう。それまでは吐き溜めとして使わせてください。

タイトルにある通り、僕の腕は真っ黒だ。

2年くらい前からリストカットに手を出して抜け出せなくなった。
「死にもしないのに馬鹿みたい」と笑っていた自分が懐かしいほどに。
自分を傷つけたい、そうしないと心を保てないようになってしまって、傷は増えていくばかりだった。

そんなある日、ふと手にマジックペンで絵を描いてみた。
なんだか心がスッとした。
弱くて情けない自分が装飾されて、強くなれた気がした。
でも洗ってしまえば、装飾は取れていつもの自分に戻ってしまう。

気づけばAmazonでタトゥーマシンを購入していた。
痛みもあって、リストカットの傷も隠せて、自分を強く見せることができる。
最高の案じゃないか。半年も経たずに僕の腕は真っ黒になっていた。

今思えば、当時は自分の人生なんてどうでもよかったのだろう。
明日死ぬからいいやと自分を言い聞かせて、より消えない傷を作ってしまった。
「将来考えろ、親から貰った体なのに」と周りからはひどく怒られた。

「うるせえな自分の人生なんだよ、それに前から彫りたかったし、かっこいいから後悔してないよ」
そんな言葉を吐いて、相手を、そして自分を言い聞かせた。

よかったんだよね、これで。こうなるはずじゃなかったのにな。

でもかっこいいから後悔してないよ。
今日も自分を言い聞かせる。

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