【日本紀行文】快適さと実用性を兼ね備えた新しいホテル：ファーストキャビン関西空港に泊まってみた

2025年1月4日 10:53

あけましておめでとうございます！オーストラリア在住のイブキです。
昨年は留学記事に対して、多くの好きやコメントを賜りありがとうございました！本年も本ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

さて。先月、留学先から日本に一時帰国するにあたって、東京の実家に帰る前に関西に寄って京都と大阪を数日間旅行してきました。

ですが、東京に帰る際に1つ問題が…。

それは、Jet Starの格安便を取ったことで関西国際空港から東京までのフライトの時刻が早すぎるということです。

当日のフライトは朝の7時半。頑張って早起きをすれば行けなくもないですが、いかんせんLCCの格安便なので乗り遅れが怖いです。

しかも、ご存知の通り、関西国際空港のある場所は梅田駅から電車で1時間弱とかなり辺鄙な場所にあります。市内から移動する時間と余裕をもって受付する時間も考慮すると、前日に遠方に滞在することは少しリスキーに感じられました。

ということで、今回利用したのが関西国際空港内にあるキャビン型ホテル「ファーストキャビン関西空港」です！

キャビン型ホテルという新しい出会い

ただ、「キャビン型ホテル」と聞いても馴染みのない方が大半ではないでしょうか？私もその1人でした。キャビン型ホテルとは、カプセルホテルよりも広く、シングルベッドが備えられているが、施錠は出来ない共用空間の「簡易宿泊所」のことを指します *1。

完全な個室な訳ではないので、イメージとしては、カプセルホテル以上、ビジネスホテル未満という感じでしょうか。その為、値段も通常のビジネスホテルより安く、私が泊まったビジネスクラス（何だか飛行機の座席みたいですね）のお部屋だと7,500円ほどでした。

さて、そこで気になるのはホテルのアメニティー。控えめに言って最高でした！

これまで泊まってきたカプセルホテルやYHA（ユースホステル）のベッドとは異なり、ファーストキャビンでは最安値のビジネスクラスでさえ、個人のスペースが十分に確保されているのが特徴です。

また、こちらのキャビン型ホテルには大浴場も備わっているので、私も帰国後初の温泉を満喫することが出来ました。ほんと、1年ぶりに浸かる湯船は心に沁みる（泣）温泉に入れたおかげで、その晩はぐっすり眠ることが出来ました。

最後に、ファーストキャビンのフロントは24時間体制なので、いつでも安心して過ごすことが出来ます。歯ブラシや化粧水などアメニティーはすべて無料＆個包装でもらえました。加湿器や充電器もフロントに尋ねれば無料で貸してくれます。

今回ファーストキャビンに宿泊して気が付いたのは滞在する外国人観光客の多さ。JNTO（政府観光客）が発表したレポートによると、昨年11月の訪日観光客の約319万人とコロナ前も含めて過去最高 *3。11月までの累計は約3,338万人で、これまた過去最高を記録したらしいです。

特にこの日は中国人観光客の方がたまたま多く、フロントのスタッフさんも日・英に加え、マンダリン（中国語）を話せる様子でした（素晴らしい！）。先月25日には岩屋毅外相が訪日中国人向けのビザ延長を発表し、富裕層に対して10年間有効の観光ビザを出したことが話題になりましたね *4。

隣国との友好関係や訪日観光客の増加を期待したいなと考える一方、日本旅館協会に所属する旅館・ホテルを対象とした調査では2025年、87%の施設が「人手不足」に陥り、経営状況に深刻な影響が出る可能性があると回答 *5。労働環境の改善やデジタル化、外国人スタッフの雇用が鍵となりそうです。

少し脱線しましたが、最寄りの空港駅からファーストキャビン関西空港までのアクセスに関しては、こちらの動画をご覧になるのが早いと思います。かなり詳しく、でも分かり易く説明されているのでおすすめです。

おかげさまで早起き出来て、空港のチェックインに間に合うことが出来ました（ほんま便利すぎる…）！ファーストキャビン、ありがとう！

何だか、ファーストキャビンホテルの宣伝記事のようになってしまいましたが、かなりおすすめなので、機会がある方は是非泊まってみてください。

ということで、本日は以上になります！

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いいたしましょう！チャオー

*2 First Cabin (n.d.). ファーストキャビン関西空港. https://first-cabin.jp/hotels/kansaikukou/

*3 JNTO（日本観光局）(2024). 訪日外客数（2024 年 11 月推計値）. https://www.jnto.go.jp/statistics/data/_files/20241218_1615-1.pdf

*4 鈴木一人 (2024). 中国富裕層に10年観光ビザ新設　岩屋外相、北京で表明. 日本経済新聞. https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA245OH0U4A221C2000000/