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本番まで140日。自由研究三昧

(この記事は8月31日に書かれたものです)

熱望校の入試本番まであと140日。

今朝は、自分の頭の中で作戦会議。危機的状況の息子の自由研究を前に、今日の過ごし方に頭を悩ませていた。息子はこだわりが強く、終わらせたいと思っている自由研究が終わってない状況が続くとそれが気になって自分を責めたり、学校になかなか足が向かなくなってしまう可能性がありそうなのだ。

でも、息子は受験生。一秒を惜しんで勉強をするくらいの意気込みを持っていてほしいし、夏休みのラストスパートをする時期。自由研究をしている場合じゃないのではという気持ちもある。

でも、自由研究をしていないと息子のメンタルダウンが目に見えてるし、もしかしたら、9月の学校の初っ端から学校に行きにくくなったら、目も当てられない。息子の熱望校は、5~6年生の出欠日数を見るので、学校にいけない=熱望校を目指すのをあきらめる状況だってありうる。

逡巡する内に、やっぱり心身の健康あっての受験生活だという結論に。受験勉強の最低限をこなした上で、それ以外は自由研究に費やす方針を提案してみようと考えた。

起きてきた息子に、スケジュール表を一緒に眺めながら、上記の方針を伝え今日中に自由研究をやり切ろうと誘いました。

息子はやりたい気持ちと書く量が多く一日では大変すぎるという思いがよぎっている感じだったけど、とりあえず終わらせるように頑張ってみるとのこと。

午前中にずっと取り組んでいた序論の部分を書き上げ、一気に本論を書く息子。途中、書いている腕が疲れた〜とか、煮詰まった〜とかあり、途中に塾の宿題を気分転換にするなど、普段よりも休憩を減らして、とても頑張りました。

塾が終わって帰ってきて、自由研究の最後の仕上げをする息子。50ページ弱の力作が出来上がりました。中身を見ると、何も知らない人が見たら本を写したの?と思うくらいな出来(親バカ)。この自由研究をとっておいて、大人になったときに、一緒にこんなこと書いてたよと振り返りたいと思うほど、宝物な代物に。

受験で、テストの点数で息子の能力を見ることに慣れすぎていたけど、味があって論理的な文章や読者に話しかけながら読ませる文章が書けるようになってるんだなと、テストで測りきれない成長を嬉しく思いました。作文が大嫌いで原稿用紙が白紙だった時代もあり、その時からは信じられない進歩。

学校での作文の授業もそうですが、受験で記述をたくさん書いているうちに、文章を書く体力がついたと思うので、受験はテストの点だけではない副産物が多分にあるのかもしれません。

受験を通して、受験以外の力も伸びているのだなと嬉しく思いました。



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