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貨物の追跡を自動化!手動プロセスを800時間以上節約することに成功 - IBM RPA

こちらの記事では、出荷追跡や輸出入業務におけるさまざまな反復作業をRPA のボットで自動化して、業務プロセスの改善やエラー削減などに成功した、Inter Aduaneira 様の事例をご紹介します。

この事例は、IBM が提供しているRPA 製品、IBM RPA で実現しています。

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ここからは、Inter Aduaneira 様のIBM RPA 導入事例をご紹介します。

お客様の概要:

1996 年にブラジルのベロオリゾンテで設立された貿易コンサルタント会社で、国内外で 40 以上のオフィスを運営。
20 年以上にわたり、ブラジル内外の市場で事業を展開し、One Stop Shop service のコンセプトに基づいて、輸出入業務のサービスを提供。

課題:

世界中の商品の出荷状況をアナログ方式で追跡し、その中には各国の複雑な手続き、法務、および会計規則の情報などが含まれている。
貨物の追跡は、手動のプロセスと大量のドキュメントがあり、データ入力プロセスは時間がかかり、エラーが発生しやすくなっていた。
Axxin 社 CEO アクシンブレノ・パハレス氏 によると、"外国貿易では、データ入力ミスは高額の罰金と商品の未配達を意味する。"としている。

すべての輸出入取引には複数の組織が関与しており、それぞれが請求書、パッキングリスト、船荷証券などのドキュメントにデータを都度追加していた。また、このデータはデジタル形式ではないことが多いため、手動で統合する必要があった。

Inter Aduaneira は、ブラジル全土で年間35,000以上 のトレード オペレーションを行い、世界中に多国籍のクライアントを抱えているため、同社は出荷追跡プロセスにデータ自動化ソリューションを活用して将来の計画を立てたいと考えていた。

ソリューション:

IBM RPA のボットで主に下記のプロセスを自動化。RPA ソリューションは 24 時間稼働し、輸出入申告記録、輸入ライセンス、船荷証券、公式の貨物追跡システムなど、複数のドキュメントから情報を収集。その後、政府のシステムにログインし、収集した情報を入力する作業をボットで実行。
・請求書の発行
・納税フォームの入力
・航空貨物システムへのアクセス
・輸出プロセス
・国際貿易プロセスの指示

効果:

  • IBM RPA ソリューションにより、出荷追跡、さまざまな輸出入業務の自動化に成功して業務効率化を実現。

  • Inter Aduaneira に在籍する約 200 人の熟練したアナリストの1 人当たりの時間を800 時間以上の削減に繋げることに成功した。同社の一部門では、応答時間が 80% 改善された報告もある。正確性、安全性と制御の向上に繋がった。

  • 今後、デジタル化されたデータと自動プロセスの基本的な作業にデータ サイエンスと AI を適用することで、国際的なサプライ チェーン管理に価値を生み出すことを計画している。

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