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DXの要!!"Platform as Code"を取り入れたこれからのWebSphere環境管理のあるべき姿

多くの企業で利用されている商用Java アプリケーション・サーバー、 IBM WebSphere Application Server (以下WAS)。
この記事では、「Platform as Code を取り入れた、これからのWebSphere 環境管理のあるべき姿」をご紹介します。

IT システムを取り巻く環境は、社会情勢の変化やセキュリティー対応などで厳しさを増しています。これらに対応するために、企業システムをいかに素早くかつ、正確に更新していくかはビジネスの結果に直結してきます。

しかし、実際には本番環境をなるべく変更したくないと考えていることも多く、企業システムを塩漬けにしているケースがあります。

従来の運用は、ドキュメントと手作業によるシステム構築・変更管理をしてきたと思います。具体的には、Excelの設計書やWordの手順書のドキュメント管理と、これらを確認しながら本番環境などを実際に手動で変更を加えることなどをしてきました。
この運用によって生じてくる問題として、以下があります。

・ドキュメントとサーバー環境の設定が一致しない
・担当者の異動・退職でシステムがブラックボックス化
・誰が、いつ、なぜ追加した設定なのかわからない

これらを解決する手段の1つに企業システムをコード管理する”Platform as Code” の方法があります。
この動画では、企業システムのコード管理の必要性とPlatform as Code を実現するWebSphere Liberty をご紹介しています。

企業システムをコード管理することのメリットには、

・コードに明文化することで,管理者や作業者の「暗黙知」を排除
・誰が、いつ、なぜ、サーバー環境を変更したのかを厳密にバージョン管理
・稼働しているサーバーは絶対に変更しないことでサーバーとコードは常に一致する
・コードから同じ環境をいくつも作成可能

Platform as Code を実現するには、現在多くのお客様でご利用頂いている従来型のWAS (WAS Traditional )からWebSphere Liberty に移行することで実現することができます。

WebSphere Liberty は、クラウドやコンテナ向けに軽量化して、運用の自動化・DevOpsなどとの親和性を高めたWAS のランタイムです。Eclipse やMaven、Git などを活用することで、アプリケーションとサーバー構成をコードとして管理でき、さらにWebSphere Liberty 実行環境+サーバー構成+アプリを単一のZIP ファイルにパッケージすることができます。ZIP ファイルをサーバーにコピーして展開すれば同じ環境を作ることができます。

WAS traditional 8.5.5/9.0.5に対する標準サポートの提供は「少なくとも2030年まで」となっているため、現在WebSphere Liberty への移行を多くの企業で順次進められています。

現在WebSphere Liberty は、2021年に登場した新しいWebSphereライセンス、IBM WebSphere Hybrid Edition (以下WHE)でご利用いただけます。WHE は、WAS の2つのランタイム(WAS Traditional、WebSphere Liberty )とモダナイゼーションのための周辺ツールを1つにパッケージングしたライセンスです。詳細はこちら

WHE ライセンスの中には、WAS traditional とその上で動いているJava アプリケーション、の両方をスキャンして、WebSphere Liberty に移行するためのレポートや構成ファイルなどを自動的に生成するツールが含まれています。このツールを使うことで、スムーズにWebSphere Liberty に移行することができます。

既存のWAS ライセンス(PVU)からWHE(VPC)にアップグレードすることも可能です。WHE を活用して”Platform as Code”を取り入れたこれからのWAS環境管理を実現してみませんか!?ぜひお気軽にご相談ください。WHE のカタログ資料はこちらです。

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