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日常で見つけたアジャイル:週刊少年ジャンプ
こんにちは、初めまして。日本IBMの西です。
私はウォーターフォール開発手法で様々な業界の社内ポータルサイトの刷新を行なっています。
アジャイルコミュニティにはご縁あって、参画させていただいています。
アジャイル理解力レベルとしては、まだまだひよっこな私ですが、初心者視点として皆さんに共有できる個人的な主観を発信していければと思います。
今回は、趣味の一つである「週刊少年ジャンプ」がスクラム開発と似たところがあるのではないかと感じたため、共有させていただきます。
機敏にアウトプットを創出することと、フィードバックを元にした改善の繰り返し
アジャイルの基本として、アウトプットの素早さとフィードバックを元にした改善の繰り返しがあります。
週刊少年ジャンプは、毎回雑誌の最後に読者アンケートがついており、アンケートの結果は、漫画連載の継続や掲載される順番にかなり影響するそうです。
読者アンケートの意見を全て丸呑みするわけではないとは思いますが、読者が何を面白いと思うのかを日々考えられながら掲載されているんだな、と思います。
また、スクラム開発でも毎回スプリントが終わるごとにステークホルダーによるプロダクトのレビュー結果によっては、要件を新規に取り入れたり、改善対応が入ったりすることがあります。
Agile Allianceが出しているアジャイルの以下の12の原則と、読者を満足させる漫画雑誌を継続的に作り続けるという精神は、かなり似ているのかなと思いました。
Our highest priority is to satisfy the customer through early and continuous delivery of valuable software.私たちの優先事項は、価値のあるソフトウェアを早く、継続的に提供することでお客様を満足させることです。
何より、週刊少年ジャンプは一週間単位でスプリントを回すことが凄いなと感じました。
私は毎週月曜日にジャンプを読むことで、「ジャンプもスプリントを回しているし、今週も心を燃やして頑張ろう!」と思えるのです。
ふと自らの生活の中でアジャイルっぽいことに日常で見つけると学んだことを思い出すきっかけになったり、全く関係ないと思うことでも仕事に行かせることがあるかもしれません。
是非、身の回りのアジャイル思考っぽいものを探して見てはいかがでしょうか。