IBM Client Engineeringでの Garageのチーム構成について
皆さんこんにちは。私は、日本IBMの小島です。私は、テクノロジー事業の、IBM Client Engineeringという、営業活動においてIBM Garageで共創を推進する組織で、Cloud Engineerというロールで活動しています。
IBM Garageについて詳細は、こちら(https://www.ibm.com/jp-ja/garage)やこちら(https://www.ibm.com/garage/method)を参照いただくとして、ここでは、その一部を紹介をしたいと思います。
Garageは、共創により、アジャイルな手法で、アイデア出し検討からMVP開発までを比較的短期間で実施するのですが、特に特徴的なのが、スクワッドというアジャイルのチームを、構成するメンバに、ビジネストランスフォーメーションコンサルタント、デザイナー、データサイエンティスト、データエンジニア、ソリューションアーキテクト、クラウドエンジニア、といったいろいろなロールが揃っている点です。スクラムなどですと、スクラムマスター1名と、プロダクトオーナー1名と、他はチームメンバーという感じと思いますが、Garageではチームに、そういった得意分野を持つメンバが存在します。
共創により、DXやSXやGXなどに向けて、AIやクラウドやモバイルなど新しい技術を組み合わせて、比較的短期間で、アイデア出しからMVPビルドまでを実現するには、それぞれのロールのスキルや経験を、有機的に、遺憾無く発揮する必要があるのかな、と感じています。
同じチームの異なるロールのメンバとの関わりによって、いろいろな面で違いを感じ、日々発見があります。特に、この組織で活動するまではそれほど接点がなかった、デザイナーや戦略コンサルの人とは、使用するツールも違えば、考え方のコンテキストも違うことが多く、刺激もあり、面白いです。リスペクトの気持ちを忘れないようにしながら、同じ目的に向かって、チームとして最高のパフォーマンスを出せるように、試行錯誤を続けています。個人的には、自身のロールのスキルを掘り下げながらも、他のロールのスキルもアップしてマルチなスキルを身につけて幅を広げていきたいな、とも思っています。