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心理学から学ぶ 効果絶大“ありがとう”の魔法

みなさんは普段「ありがとう」という言葉を使っていますか?
「ありがとう」は、言った人も言われた人もお互いが幸せになれる魔法のような言葉です。
 また感謝の気持ちを持つことで、物事が良い方向へ進み出すとも言われています。

今回はこの「ありがとう」がもたらす効果話していきたと思います。


「ありがとう」がもたらす効果とは?

 人間は感謝の気持ちを持つことで脳内から様々なホルモンが分泌されます。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニン
・集中力・意欲アップや幸福物質とも呼ばれるドーパミン
・絆ホルモンと呼ばれるオキシトシン
・免疫アップや脳内麻薬とも言われるエンドルフィン
が分泌されると言われています。これらのホルモン」の効果によりさまざまな嬉しい効果が期待できます。


【1】ポジティブシンキング

 感謝の気持ちを表現することで、ストレスに強くなりモチベーションがアップすると言われています。
日々の小さな出来事であっても、幸せや喜びを感じられるようになり、楽しくに前向きに物事に取り組むことができるようになります。
 そんな前向きな気持ちが、自分をさらに成長させるきっかけにもなります。


【2】人間関係が良好に

 職場の上司や同僚、友人や家族など、人間関係で悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
人間関係が良好であれば、困難な事が起こったとしても、みんなで協力し合って解決することができます。また、それによって絆や繋がりがいっそう深まっていくと思います。

 そんな良好な人間関係を作り上げるために必要なのが「感謝の気持ち」です。
 相手に対し好意的に接することで気持ちが伝わり、相手からも同様に好意のコミュニケーションが受け取れるようになります。
しかしどの職場にも例外的に素直に感謝の言葉を受け取れない人というのは存在します。
そんな場合でも「ありがとう」とだけは当たり前のように言うようにしましょう。仮に無視されても構いません。常に感謝の気持ちを持つことで自分自身が前向きになれるので「あぁこの人はあいさつが苦手なんだなぁ」と軽く流してしまいましょう。

【3】素敵な笑顔に

 「ありがとう」という感謝の言葉を伝えるとき、表情は自然と柔らかく優しい笑顔になるものです。
感謝の気持ちを伝えることが習慣になっている人は、いつも自然と顔の筋肉を使っているので口角が上がり、顔の筋肉をきゅっと引き締まり、見た目も若く素敵な人に見られていることが多いです。
小さい頃お世話になった近所のおばあさんはいつもニコニコと素敵な笑顔で「ありがとねぇ」と言ってくれました。その方は年齢よりも若く見え、なによりその笑顔にとても安心感を抱いたことを覚えています。

最近では表情筋を鍛えるトレーニングというものもあります。
 常に笑顔で感謝の言葉を伝えるだけでコミュニケーションと表情筋の両方を鍛えられるなんてまさに一石二鳥ですね。

■さいごに

 ありがとうと言えばいいとわかっていても中には「こんな奴に嘘でもありがとうなんて言いたくない 微塵も感謝なんてしていない」と思う方もいるかもしれません。

しかし「ありがとう」は、大きなパワーをもった魔法の言葉です。
最初は嘘でもいいので言葉に出してみてください。
感謝の言葉を伝えることが当たり前にできるようになれば、これまでの関係よりも良好になることができるかもしれません。
 自分も、周りの人も幸せになれる「ありがとう」をたくさんの人に伝えていきましょう。

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