FXを始めるときに必ず覚えておくべき9項目
サラリーマンFXトレーダーのいながきです。
今日はFXやってみるか!と思ったときに前もって
「これだけは覚えておくべき知識」に付いてお伝えしようと思います。
何点かあるので今日は4点お話しますね。
僕は大人になってからのお金の勉強は必須と思っていますが
色んな情報を片っ端から吸収していたら時間が足りませんし、情報同士が
矛盾していることが出てくるので迷いに迷ってしまい、トレードの時に考えすぎてしまう場合が結構あると思います。
FXで利益を得ていくためにとんでもない量の知識が必要だと思うかも知れないですが、必要な知識は実際そんなに多くないのです。
ちょっと考えて欲しいのですが
「FXは難しいことをしなければ勝てない」なんて誰が言ったのでしょう?
難しいことを学ぶ、知る=FXで稼げるではありません。
僕が今までやって来て「重要だな」と考えていることだけをギュッとまとめてみました。
これからFXを始めようとする方はこれだけ学べばスタートするには充分だと思います。
① FXとはなんなのか?
恐れずに言えばFXは通貨の値が上がるか下がるかを予想するゲームです。
通貨(円・ドル・ユーロ・ポンド etc)は時間とともに値が変わります。
例えば 100円持っていたとしてドルが1ドル100円で買ったとします。
今、自分が持っているのは1ドルです。
翌日、為替レートを確認したら1ドルが101円になっていたのでドルを売って
101円をもらいました。
これで1円の儲けです。
逆の話をすれば
1ドル100円から99円に下がった時は1円損をする。
乱暴に言うとこんな感じです。
さっきは円とドルを交換しましたが「ドルと円」「ユーロと円」「ポンドと円」「ユーロと豪ドル」etc色んな種類があります。
どの通貨を交換する時も考え方は全く同じです。
② レバレッジ
さて、100円ではFXはできません。
100円が101円になっても1円の稼ぎです。これではいつまでたっても稼ぐことができないですよね。
ここでレバレッジ(てこの原理)というものを使います。
だいたいFXは1万通貨(1ロット)くらいで取引するのをおすすめします。
最低1万ドル買える円を持っていないと取引をすることができません。
1万ドル=100万円です(´゚д゚`)
僕はFXを始める時にこんなお金を持っていませんでした。
でも安心して下さい。
ここで使うのがレバレッジというシステムです。
現在のFXのレバレッジは25倍
つまりFX口座に10万円入れているとして(この10万円を証拠金と呼びます)
250万円の取引ができます。
ここで勘違いする方がいらっしゃるのですが、全額敗けた場合250万円の負債を負う
訳ではないのです。
例えばFX口座に10万円の証拠金を入れて1ドル100円の時に1万ドル買ったと
します。
1万ドル=100万円です。
ビビりますよね^^;
1日経ったら1ドル99円になってしまいました。
この時、1万ドル=99万円になってしまったとうことです。つまり1万円の損失です。
よって、口座残高は10万円-1万円=9万円となります。
間違えてほしくないので10万円が丸々損失になるわけではなく証拠金を入れると25倍の取引をできる権利を所有できるということなのです。
例えば1ドル100円→80円まで値段が落ちてしまったら20万の敗けで借金になると思うかも知れませんが
そんなこともなく、ある程度損失が出てしまうと「強制ロスカット」といってFX業者側で強制的に決済する仕組みになっています。
だから
ご自身が損をするとしたら最大でFX口座に入金した金額だけです。
絶対やってはいけないのが
強制ロスカットにならないように証拠金をどんどん追加入金することです。
敗けている口座に証拠金をどんどん入金するとロスカットがかからなくなり、最悪入金している証拠金をすべて失うことになります。
そして、入金して証拠金が仮に生活費であればせっかく稼ごうと思ってやっているのに明日からに生活が困窮することになります。
だいたい、強制ロスカットがかかるまでポジションを持ち続けるのは絶対やめて下さい。
いくら敗けたところでポジションを手放すのかを決めておくことが大事です。
往々にして損切決済した後に自分の思った方向に動くのですがそれは結果論
なので割り切って「ここまで来たら損切り」と必ず決めておいて下さい。
その時になって手動で決済しようとすると、もしかしてここから逆転するんじゃ…
と変な感情が入るので、指値で自動決済をセットしたほうが無難です。
③ 損切り決済とは
たとえば100円でドルを買ったとしてしばらくして価値が97円になったとします。
嫌なのですが97円で売ります。
そんなのですがここで決済しておかないと、もしかして95円まで下がるかも知れません。FXでの多くの負け組は敗けが小さいうちに損切りすることができず強制ロスカットか資金の枯渇で市場から退場することになります。
その感覚はわかるのです。人間ってのは敗けが大きければ大きいほど、また戻って来るかも知れないとありえない期待をしてしまって損切りができなくなるのです。
ですから、損切り決済は感情に任せず自動で決済がされるように、ここまで来たら決済という「逆指値注文」を入れましょう。
どんなに大きなレバレッジをかけていても、損切りの数値をちゃんと設定していれば損失は自分が設定した金額のみになります。
このリスク・コントロールができない人ははっきり言ってFXをやる資格がありません。できない人は今すぐ市場から退場したほうがご自身のためです。
④ FXの取引できる時間
FXは基本的に24時間取引ができます。
これは世界中のどこかが昼間であり、その国の市場がオープンしているからです。
時間的に16~19時、21時~24時くらいの取引が活発になりやすいです。
つまりサラリーマンの人でも会社から帰ってからでも取引が可能なのです。
専業トレーダーでなくても積極的に参加できるのがFXなのです。
次回は…
・チャートとはなんだろう?
・FX業者ってタダで取引させてくれるの?
どこで利益を上げているの?
・pipsとはなんだろう?
・3つのトレードスタイル
・勝ち方と敗け方
こんな感じでお伝えしていこうと思います。
それでは。