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難しいIB授業ランキング

2学期の期末テストも終わりました、Yuyaです。前回は、少し自分の心を整理するために半年IBを受講した私の意見を書かせていただきました。今回も、私の意見ですが、個人的に考える「難しいIB授業ランキング」を発表したいと思います。私の受講しているGroup1から6の教科とTOKの合わせて7科目の順位とその理由を発表していきたいと思います。つまり、受講していない科目については分からないので、他にも難しいと感じる教科がありましたらコメントで教えてください!

1位: TOK

個人的に1番難しいと感じる教科はTOKです。IBのコア科目ということもあって、簡単にいうと全ての教科に関することと、「知識」について深く考える授業です。TOKでは、調べ学習ももちろんありますが、基本は自分が知っていることなどから論を組み立てたりします。私が特に難しいと感じるのは、言語化です。もちろん、広く抽象的な問いを解釈したり、意味や表現が曖昧な言葉のひとつひとつを定義したり、前提を疑ったりすることもTOKの醍醐味です。しかし、やはりTOKの課題となると多くがエッセイになってきます。そんな中で、自分の中では分かっているのに、文字に起こすと全然違う意味として捉えられたり、抜け穴がたくさんあったりします。収束のさせ方や、文字制限がある場面では正解のない中で自分で終わりを決めるのもとても難しいです。

2位: 歴史

6つの教科グループの中で個人的に一番難しいなと思っているのが歴史です。歴史は、先ほどのTOKのひとつのAOKにも指定されていて、「知識」の獲得の仕方や他の教科とは大きく異なります。特に、今までの勉強である暗記型から、資料を分析して歴史家がどのように分析するかなど全く違う視点で授業が展開されています。また、試験問題も2つの戦争を比較して、どのような要因が最も重要だったのか、その戦争の影響として女性の地位はどのように変化したのかなどの問題が出題されます。歴史も、正しい答えがないので自分なりに考えなかればならないので、教科書だけが自分の意見を支えるものではないということに注意する必要があります。

3位: 英語

次は、英語です。TOKや歴史の難しさとは少しベクトルが異なり、幅広いスキルと高い得点力が求められるというのが英語の難しさです。英語では、 日本でも4技能と呼ばれるリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングのテストがそれぞれあります。具体的には、下のリンクからご覧ください!

また、他の科目の最終成績で最高評価である7を取るためには80%ほど必要なのに対して、英語は95%以上取らなければならないといけないセクションもあり、ほぼ満点でないと高い成績を取ることが難しく、英語が難しいと感じる理由です。

4位: 生物

初の理系科目です。生物は、個人的に暗記量が多いことがとても辛いと思う部分です。範囲がとても広く、中には大学範囲の知識が含まれることもあります。今までとあまり変わりませんが、その大量の知識を暗記したのち、それを文章化するということをIBは求めているような気がします。単に、言葉として知っていることにとどまらず、それがどのようなものなのかを自分の言葉を使って説明することが大切です。また、文字だけでは情報が入ってこなかったり整理できずに混乱するので、図を書いて理解することや、定期的に復習することで定着を図っています。

5位: 言語と文学

国語は、とにかく分析の授業です。最初は、クラスのメンバーも文学の分析でどのようにするか戸惑っていましたが、今では自主的にできるようになりました。それは、自分でその分析の観点は決めることが影響しているように感じます。自分が気になった観点(例えば、登場人物の描かれ方や、発した表現など)を選択することができるため、夢中になって長時間の作業ができるようになります。国語も大量の文章を書くことになりますが、書き慣れていけば同じ用語や分析の観点を使うようになるので、TOKや歴史よりかは文章化のハードルが低いように感じます。

6位: 化学

個人的には、化学は「授業がわかる!」と思うことが多く、その理解できた時に得られる新しい知識が興味深くて好きな教科の一つです。やはり、難しくないかもと思たら、授業を楽しめている証拠かもしれませんね。化学は、今までの計算過程も関数電卓を使用して計算できるので、私たちがすべきことはコンセプトを理解することです。コンセプトを正しく理解し、計算方法を身につけることができれば、難しさは自然と薄れると思います。特に、今までは化学の論分やテキストで出てくる構造式について理解できず、ずっと困っていましたが、今ではそのわからないモヤモヤが一部かもしれませんが解消されて、とてもスッキリしました。今は文転しましたが、答えがあることにスッキリすること感情は、まだ抜けていません。笑

7位: 数学

最後に、数学です。意外に思われる方が多いかもしれませんが、高校1年生の頃に数学を日本のカリキュラムで少し先取りしていたので、IBの数学は少し簡単に感じます。もちろん新しい概念が出てくることもありますが、これも化学と同じでコンセプトを理解していれば、解けるようになります。化学と数学はどちらも英語で実施されていますが、英語力がそこまでなくても解ける教科ですし、よく出てくる単語を数個覚えるだけで、解法が分かっていれば数学の難易度はそこまで高くないと思います。また、英語とは逆で最高評価の7を取る基準が70%台の教科です。

どうでしたでしょうか。今回は、私個人の意見ですがIBの難しい授業ランキングを発表していきました。本当に個人の意見なので、人によっては納得のいかないこともあると思いますが、自分が難しいと感じる教科は、クラスの中で得意な人に聞くということをしてみてもいいと思います。実際に、私の友達は英語ができるので、その友達に英語を聞いて、私は数学を教えていたりもします。それではまた!

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