【講座レポート】広島叡智学園 直前特訓2023_検査A/面接
こんにちは!公立中高一貫校対策のiBASEです。
2023年11月19日に迎える、今年度の広島叡智学園 第一次選抜。その直前対策講座の第2回目を、11月12日に開講しました。
この日は、適性検査A(算数・理科分野)と面接を扱い、新傾向のポイントから解答戦略まで、当日の得点をアップする濃密な2時間半をお届けしました!
今回の記事では、そのダイジェストをご紹介!iBASEの徹底的な分析と今すぐ使える思考法。ぜひ参考になさってください。
適性検査A(算数・理科分野)
今日の授業、いかがでしたか?広島叡智学園の長文問題を45分間で2~3題を解くって、なかなか大変ですよね。だからこそ、「1問あたり15分~20分」の時間配分で適性検査に挑みましょう。
当たり前ですが、人によって得意不得意は違います。
まずは自分が得意そうと思う問題を20分かけて取り組み、20分経ったら次の問題にいくという意識で臨むことがオススメです。
そして、肝心の問題の解き方です。iBASEではもはや定番となっている「問題を解くステップ」をお伝えいたしました。
そして、本日はその発展版をお伝えしましたので、この表を頭に叩き込んで当日を迎えてほしいと願っています。
そして、効率的に問題を解くために「シングルタスク」という概念もお伝えしました。
普通、「マルチタスク」の方が一度に複数のことをやれて良さそうというイメージがありますよね。でも、実は「シングルタスク」の方が適性検査では速く正確に解けると考えています。つまり、判断軸を持って仮説を立てた上で、1つずつ取り組むことがかなり重要ということをお伝えさせていただきました。
今日の復習を通じて、広島叡智学園の適性検査1次突破に向けて、一歩一歩着実に進んでいることを実感してください。本番も、今日学んだことを思い出して、自信を持って取り組んでください!
面接
まずは、受講いただいた皆さん、本番さながらの模擬面接チャレンジ、本当におつかれさまでした!
いつもとても良い表情、姿勢でiBASEの講座を受講してくれている皆さんも、さすがに面接前はドキドキ、不安、緊張、とたくさんの気持ちをシェアしてくれました。
そして、2回に渡る模擬面接を経て、最後は「緊張もあったけれど、楽しさも感じることができた!」、「人に自分の意見や気持ちを聞いてもらうってこんなに嬉しいことなんだ!」などの感想を様々にもらい、価値ある時間を過ごしてもらえたことと確信しています。
面接は準備した原稿の「暗記テスト」ではなく、あこがれの学校の先生や将来のクラスメイトになるかもしれない人たちとの「コミュニケーション」の場です。
面接でいざしゃべろうとしたときに「準備してきたことを忘れてしまった!」となったときこそチャンス、「一言でも二言でも、緊張しながら、噛みながら絞り出す言葉」こそ、実は面接官の先生の心に届くことだってあります。
来週日曜はもう本番ですが、ぜひそんな「予想しなかった出来事すらも楽しむ」気概で当日を迎えてもらえたらと思います。
さて、改めて振り返る意図で整理します。
広島叡智学園では、1次・2次選抜ともに面接が課されます。配点は非公表ながら、6年全寮制・グループワーク中心の授業など「コミュニケーション重視」である学校の特性上、適性検査と同じくらい重要と考えてよいでしょう。
今回は、1次選抜1週間前ということで、1次選抜で課される「集団面接」に的を絞り、過去5年間の内容を踏まえた概要と傾向を知った上で、全国から集まる40名近くの叡智学園志望生で「本番さながらの模擬面接」を実施いたしました。
叡智学園の募集要項にも記載されていますが、1次選抜では午前中に適性検査A、Bを実施した後、昼食をはさみ、集団面接が実施されます。
叡智学園の要項からは、面接に関する具体的な情報はほとんど得ることはできませんが、iBASEでは、これまで叡智を受検した先輩たちが教えてくれた内容をもとに、想定出題10選を使って模擬面接をしました。
そこで、iBASEがとても大切にしている心構えがあります。
冒頭の繰り返しですが、面接は、準備してきたことを間違いなく出す「暗記テスト」でもなく、言いよどみなく噛まずに言う「アナウンサー試験」でもありません。
あこがれや大好きな気持ちを届けたいときに、そんなことは重視しませんよね。
「なんか表現しきれないけれど、心の底から叡智で学びたい」、「見学に行ったときの衝撃が忘れられない」、などあなたの「心にあること」を届ける機会をもらえていると思って、臨んできてください。
そんなことを胸に、今日の模擬面接ではたくさんのことを感じ、考えてもらいました。
本番まで、「まだ1週間も」あります。
改めて、模擬面接で緊張するくらい「叡智で学びたい気持ち」がある自分を受け取って、それを伝えるための心の準備をして、当日の面接を楽しんできてください。
面接を受けての感想をぜひお待ちしています!
おわりに
今回の講座レポートは以上です!授業を受けていただいたみなさんは、ぜひ復習に使ってください。
今回の内容は、何度も何度も見直し、自分で「使える」ようになることが、何より重要です。学んだ考え方・まとめ方を、配布した演習課題や過去問を使って、何回か実践してみてくださいね。