茨城言友会2023年1月度例会(ダイジェスト)
例会概要
近況報告
1月8日に開催された千葉言友会の例会に参加した。聴覚障害者のコミュニュケーションツールとしての手話、電話リレーサービスの話を聞いた。
2006年国連で障害者権利条約が採択され手話が言語として認められた。昨年には障害者情報アクセサビリティコミュニュケーション施策推進法が日本の国会で成立。 障害者のコミュニュケーションの問題が大きく前進しているように思った。実際に電話リレーサービスを活用している人の話があった。1月に新年会をやろうとしたが、高齢者の死亡率が高そうなのでやめた。来月に水戸で茨城県の大会をやろうとしているが、その際のゲストが元稀勢の里関とのことで。5回目のワクチンも接種した。
単発で動画の依頼。(放送用途にも使われる動画編集ソフトの)Davinci Resolveでそそくさと編集して無事納品。仕事は依然として見つからず。
ひょっとしたら名古屋言友会よろしく、茨城言友会の紹介動画を作ってYoutubeにアップロード、というのもアリでは?例会に来ないが茨城言友会の会員となっている人に茨城言友会カレンダー2023を送付したら喜ばれた。
歳をとると「今年何をやる」というアイディアが出なくなって困っている。今年はしっかり野菜を作るぞ、ということだけ浮かぶが。昨年から茨城県央エリアで各地の実習(医学部)をやっている。今まであまり知らなかった茨城のことについて知ることができてよい。
テーマ:吃音について知りたいこと・話したい事
吃音について語り合おう! 2023
吃音を持つ私たちの多くが幼少期から受けてきたからかいやいじめ、無視されるなどの体験について、いつの間にかそういった体験を過去のものとして笑い話にされるような方をお見受けすることがある。
しかし、私は70歳を過ぎた今でも話そうとした時、昔自分がどもった時の相手の顔が思い出され辛くなり、話すことをやめてしまうことがある。 幼少期から受けてきた辛い体験は、それぞれ1回の心の傷は小さかったかもしれないが、繰り返し繰り返し受けたことにより複雑性PTSDとして長い年月を経ても私たちを苦しめているのではないか。
セルフヘルプグループの中では、当事者同士分かち合いたいことだと思う。
若い吃音者に届けるメッセージとして、「吃音があっても大丈夫」「多くの人が仕事し、家庭も持っている」という言葉は間違ってはいないと思う。 しかし悩み苦しんでいる人にとっては、また、違った視点から話ができるのではないか。 つまり、吃音症状による過去の辛い体験や悩みが自分の中でどのように変化していったのかという体験を伝える事である。 今まさに悩みや苦しんでいる人には、それらは変わってゆくという事を自身の体験を通して伝えたいと思う。 そしてその過程には自然治癒力(自己治癒力)を含む人間としての成長があったのではないかと考えている。人格形成をしていく中で、自分が「自由にしゃべれない(人は自由にしゃべれる)」中で対人恐怖のような症状は生まれるのではないか。
子供や若年層が吃音症状で辛い体験をしていった中でどう乗り越えてきた、というのを取り組んできたかという指針と体験を示す必要性。
吃音と折り合いをつけながら「とりあえずやっていく」重要性。
当事者の吃音に対する思いを変えていくための情報提供、それを提供するグループとしての言友会の存在。
思春期の吃音当事者には「自分の気持ちを伝える」ことと共に「自分の問題を解決する」重要性を伝えたい。
流暢性学会に向けて
23年10月につくば市内で開催
SHGとしてパネルディスカッション形式でポスター掲示か?
会の存在を広げるやり方、として気軽なスタイルでやるべきでは。
iPhoneケースなどの茨城言友会グッズ販売も面白いだろうが、あくまでも言友会として「自由にやる」イメージのほうがいいのでは?
流暢性学会以外の、茨城言友会の活動を広げるための「機会」を今年こそ考えるべきでは。
次回例会
初めて参加、あるいは久しぶりに参加される方は、必ず事前に問い合わせフォームよりお申込みをお願い致します。