実際にレモンを育ててみよう!①〜レモンの種類編①〜
昨今のレモンブームで園芸店にも色々なレモンの苗木が売っています。
リスボンやユーレカ、マイヤー、璃の香などの品種が書かれたものや、ただ単に「レモン」としか書かれていないものも。(レモンとだけ書かれたものも本来はちゃんと種類がありますのでお店の人に聞いてみましょう)
さあ!いざレモンを育てよう!という時に実は品種選びがとても重要です。
品種によって耐寒性が低いもの、高いものがあったり、木が大きくなるもの、棘が多く出るもの、味や酸味の違いなど特徴が異なります。
自分の住んでいる地域の気候に合うものか、鉢植えにするのか庭植えにするのか、酸味が強いものが良いのか、それとも香りを重視するかなどなど用途に合ったレモンを選ぶのが良いです(^ ^)
例えば…
私が住む茨城県北部地域(太平洋側)は冬場に雪は少ないですが、気温が−3度を下回ることがあります。そうなると心配なのは耐寒性です。
耐寒性が強いレモンの代表としてリスボンやマイヤーがあげられます。
私が畑で育てているこちらのレモンがリスボンです🍋
リスボンレモンの特徴は…
①まさしくthe lemonといった形、香りの王道レモン🍋(スーパーで売っているレモンの大半はこのリスボン種、もしくはユーレカ種です)お尻の部分がボコッと出ていて、表面がザラザラしている。
②耐寒性が他の品種よりも強いので関東北部でも育てやすい。
③ただし、棘はめちゃくちゃ多い。でも、柔らかいうちに摘み取ってしまえば問題なし。(取っても生育に支障はない)
(レモンの棘。柔らかいうちに摘み取らないと凶器に変わる…)
④大木になりやすい。(ただし、剪定をしておけばある程度はコンパクトに仕上がる)
続いてマイヤーレモンはこちら。
マイヤーの特徴は…
①オレンジとレモンの交雑種(柑橘系は異なる柑橘系と交雑して出来ることがあります)なので酸味がリスボンに比べて控えめで甘みがある。全体的に丸みを帯びている。
②耐寒性が強く、棘も少ない。
③他の品種よりも大木になりにくいので手軽に鉢植えでも楽しめる。
があげられます。
なので、私は畑にはリスボンレモン、鉢植えにはマイヤーレモンを栽培しています🍋
もし茨城や茨城よりも以北でレモンを栽培する際はこういった品種を選んでみてはいかがでしょうか?(寒い地域は庭植えではなく、鉢植えにして寒い日は暖かい場所に移動すれば育てやすいと思います🍋)
この他にも様々な種類がありますが、また次回解説します。今回は耐寒性が強い二種の紹介でした(^ ^)
最後までご覧頂き、ありがとございました🍋😊
AKIBA
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?