某有名予備校の教室長を辞めてインフルエンサーになります。
noteでは話す前に整理したいことを書いていきます。
人生における「教養科目担当」になりたいと思っているので、ご自身の「専門科目」に疲れた方はぜひ一度見てやってください。
何かあったら、助けてあげられる人になりたい。
というわけで、某有名予備校の教室長を辞めました。
教室長っていうのは、授業以外の予備校で起きること全ての業務をする人のことです。
僕がいたのは有名な講師の映像授業を扱う予備校だったので、ほんとに授業はしていません笑
ただそれでも、お客さんである生徒さんからは、「先生!」と呼ばれるし、
なんだかんだ言って質問とかもくるので、それなりに勉強もしていました。
もちろん勉強を教えるだけじゃありません。
ざっと僕が予備校の教室長として触れた業務をまとめると、
・営業
・教材研究、受験情報インプット
・新規事業立案
・採用活動
・コスト管理、KPI管理
・社内調整(他事業部との人間関係調整とか)
一通り店舗ビジネスのノウハウは学べたので、成長はできたと思っています。
何よりキャラ的にも年齢が近いこともあって(執筆時:26歳)生徒からは爆発的に人気がありました。(自分で言うな)
三度ほど異動したけど、どの校舎でも人気だったので自信になったかな。
じゃあなぜ僕がやめることにしたのか?
これは完全に、お客さんのためです。
もっと言えば、生徒のため。
つまり、僕のことを好きになってくれた人たちのためです。
何言ってるかというと、ナルシストでなくあくまで冷静で、顧客目線から考えています。多少痛いナルシスト成分はあるけどご勘弁。
前述の通り、僕のいた予備校は映像授業を扱う予備校なので、授業をする機会はほぼありません。(他事業部の応援で授業することはあった!)
それでも、生徒たちはまっすぐな目で、僕を「先生!」と呼んで慕って相談してくれる。
その相談は、解けない問題の場合もあるけど、大体このパターン。
・志望校を迷っている
・勉強「法」があっているか不安
・大学でやりたいことってできるの?
・親、学校の先生に出来ない相談
・そもそも人生に悩んでいる
こんな相談を毎日毎日夕方から夜、土日祝日は朝から晩までされるもんだから、こっちも嬉しくなっちゃって、適当にしゃべれないじゃないですか。
こんな相談されたら、ちゃんと答えなきゃって思うじゃないですか。
こんな相談されたら、カッコ悪い大人できないじゃないですか。
だから色々勉強するし、色々考える。
そんなこと5年やってきたら、あれ?ってなったんです。
「俺の良さって、大学受験のためだけに使うのもったいなくね?」
シンプルにそう思いました。
もっと考えると、
大学受験の結果を最大化させるための、映像授業を扱う予備校の教室長である、サラリーマン(ここ重要!)
としての僕が、一番価値発揮できる部分が、
「人生相談にのてくれて、他の大人と違う本気度で知識や考えをくれること」
であるこの状況は、お客さんにも会社にとっても、あとほんのちょっと自分にとってもよくないんでは?
そう思ったんです。
だって映像授業ってことは、授業のクオリティは誰が教室長でも担保されるし、ぶっちゃけ教室長の業務はOJTで誰でもできるようになる。
お客さんは予備校の「機能」が良くて入る人もいるけど、僕のキャラだったら「意味」を求めて入る子がどんどん増えてくる。
でもその「意味」を発揮できる時間はあくまで受験勉強の外の時間だから、お客さんの「意味」の取り分は少なくなる。
会社にとっても、僕が独立してお客さんを引き抜くなんてやらないけど、リスクとしてすごいある。
そして最後これが一番で、「意味」のお客さんは僕に直接課金ができない。
どんなに僕のことが好きで、僕を繋ぎ止めようと(ほんとあざす!)お金を払おうとしても、サラリーマンだから僕自身の商材はないし、僕の取り分も増えない。
そんなこんなが外部要因。
これなら自分でやったほうがいいかも。そう思った次第。
で、大事なのが自分の内側の問題。
結局やっぱ、助けたい人がもっといるなって思っちゃったんですよね。
大学受験は大事だけど、それ以外でも助けなきゃいけない人たちって多いなと。
あと、全ての「校舎」と呼ばれるものって、「卒業」っていうシステムがあって。
僕それなんとなく嫌なんですよね。
僕がかっこいいなって思う何人かの人たちって、
常に会えるわけじゃないんだけど、
その人の作品なり、
文章なり、
アカウントなり、
音楽なりが、
すぐアクセスできるようになってて、それに触れると、どんなに辛い時でも「あーまあまだ生きてようか。」って思える存在なんすよね。
僕もやっぱ、そんな人になりたい。
予備校では、サラリーマンでは、やっぱ限界があった。僕にとっては。
それが、「予備校」を僕がやめて、インフルエンサーになりたい理由です。
眠いんでこれまで!
こっからボンボンアウトプットしていく。