2歳児 4月
「お腹 スカスカー」 たぶん ペコペコ
「○○ちゃん(22歳)が 小さくなったら このTシャツ あげるね。」
時間が 不可逆的に 直線的に進んで行く という概念は 大人(そ れも限られた文化の)のものなのかもしれない。
「大きくなったらね」っていつも言われるけど 同じように 「小さ くなる」こともあるんだろうな 子どもの中では。
大人の方が 思い込んでいるだけかも。
「右見て 左見て」なんか儀式化してる
「車が来てぶつからないかどうをか見るんやで」
「そうなんや 知らんかった」
ポックポーン たぶんポップコーン
ゴミ捨てに行くのにも 私に黒のヒールのパンプスを履いていくように言う自分もお出かけ用の黒い靴
そして 会話が なぜか 標準語にスイッチする
お散歩道で
NIZIUを歌いながら それっぽい動きで前を 小走りに行く
急に立ち止まり ズボンを 下ろし始めた
「どした!? 虫に刺された?」
「ううん。NIZIUの足になりたいの。 はだし」
(素足ってこと?)
「おむつ取れてからね」