奄美大島 加計呂麻島 フェリー旅 ほぼ前回の原型を留めない加筆
奄美大島旅 2回目
前回 1月に行った時 島の友達が大風邪をひき看病で終わったので
その友達が も一回来て〜 と言うことで行かせてもらいました。
大行列のマイル使用期限の消費も兼ねて。(いつもの大義名分)
鹿児島行きの安いチケットをゲット。
前回 飛行機で奄美入りし、北部と中部はかなり巡れたので、今回は南の方、特に加計呂麻島に行ってみたかった。
空港が島の北の端にあるので南に行くにはレンタカーかバスになるが
奄美大島 大きい。。。日本で2番目?だったかな 思っているより大きい
未知の山道をレンタカーで長時間はきついので、あれこれ考えていると、見つけた!!
鹿児島から、南の端の古仁屋港まで行くフェリーがあるではないか!
これだ!
鹿児島で船が出るまでの間に桜島を眺めながら入れる温泉(向田邦子が入った温泉)に行くつもりだったが、なぜか調べ間違えてその温泉のあるホテルから港までが遠い。で、諦めて駅近くの小さな温泉に行ったが、地元の銭湯みたいで営業前。 暑い。これで温泉入って港に向かったら熱中症もの。で、またあきらめて港へ向かう。 暑い。
温泉に入る想定分の時間が余って、港周辺をウロウロ 暑い。
台風ラッシュの後 雨予報だったけど 5日間ピーカンの晴天。
旅の天気運だけは最強で、どれだけ台風に囲まれていようが
梅雨の真っ只中であろうが、旅中はいつも良いお天気
しかしお天気すぎる
日焼け止めも、荷物削減で持って来ず肌直焼き。
旅の目的は 船
出航の離岸の瞬間 鳥肌もん
汽笛の音もゾクゾク
生まれて初めて見る桜島
流石の貫禄
フェリーといえば毛布で陣取りだけど このようにはっきり区切ってあると安心。小さな仕切りでプライベート感。乗客が少なかったから洋室ではなくこちらでも良かったかも。船の毛布のたたみ方は独特でキッチリしてる。これも訓練するんだろうなと想像。
フェリーが着くと宿の女将さんが待っていてくれた
昨日も間違えて来ていてくれた
すぐ荷物を車に乗せてくれて 11:40のフェリーまで宿で休みなさいと言ってくださりありがたい
でも港にいるのでこのまま加計呂麻島行きの相乗り船で行くことにする。
女将さんに今行ってもすることないよ と言われた意味が後でわかるのだが、フェリーには加計呂麻島内を巡回するバスが接続しているが、その他の船で行っても動けない。ということだった。
そうとは知らず
加計呂麻島行きの船を探す
知らないおじさんが あの船出るから急げ という
私の行き先知らないのに
とりあえず走って乗る
生間港行き 直射日光
レンタカーがないと死ぬ暑さ
電話しても出てくれないので歩いて探す
たまたま返車手続きをしていたレンタカー屋さんらしきお姉さんに聞く
これで良かったら と言われた壊れそうな車を借りる
エアコン効きが悪いとずっと思ってたら スイッチ一個押し忘れてた
車乗っても地獄 降りても地獄 だった
車返す直前に気づいた アホやん よくやるミス
島の交流館のcafeで体制を整える
半分が晴れ 半分が雨 ほんとに
レンタカー返却も、電話して来てくれるのを待つ方式だったので
帰りのタクシー船にギリで乗り遅れ16:30まで港で2時間待ち
フェリーでもなんのアナウンスもなく しれーっと出航するのが面白い
レンタカー返した後だし
外は暑くて歩けない ああ
港に着いたら おかみさんが手を振っている
これからスーパーで買い物すると言ったらおかみさんも行くらしい
その前に明日の名瀬行きのバス確認
奄美のバス路線 複雑すぎ
何を見ても把握できない
人に聞くしかない
おかみさんの買い物 超高速 アタフタ
下の写真
夕日じゃないよ 朝焼けでもないよ!
月です!
午前4時20分
仲秋の満月が 加計呂麻島に 沈むところです。
大島海峡が凪いでいて 真っ黒(暗ではなく)で
お月様が 熟した橙色で 寝ぼけ頭でびっくりした。
こんなギトギトしたお月様見たことない。
前日の夜 宿のおかみさんが
今夜は十五夜(正しくは十四夜)で、
遅い時間満月が島に沈む時に
海に月の光の道ができるから見たらいいよー と教えてくれた。
せっかく言ってくれはったんだからと夜中1:30まで頑張ったけど 寝落ち。
で!ハッと目が覚めたらこの瞬間やった。
部屋のベッドから寝転んでこれが見られた。
翌朝 おかみさんに 月 きれいでした。とお礼を言ったら
あらそう。私は今まで1回しか見たことがないのよ〜
何時だった?って逆に聞かれた。
宿のおかみさんの親切がいっぱい
・予約の電話の時に、奄美の本島古仁屋港から加計呂麻島に行くと言ったら 「島には何もないよ どうするの? いっしょに行こうか? 島へ行く船は11:40だからそれまで一旦宿で休みなさい。」 まだ会ってない人との会話ではないな。
・まだ鹿児島にいる時におかみさんからショートメールで
「今朝 『フェリーきかい(喜界)』が入港した
から 港で待ってるけど降りてこないけど 今日だったよねえ」
→ それは「明日」 しかもショートメールのすぐ上に 文字で 日時伝えてるし。
「えっ!! 私が今から鹿児島から乗るはずの『フェリーきかい』がすでに古仁屋港にいるってどゆこと! また大ミスやらかしたか・・・ フェリーチケット売り場のお姉さんに 私の乗る予定のフェリーきかいが 古仁屋港にいるらしいんですけど! 私予約間違ってますか?」 お姉さん「チケットはきかいです」 私「でも古仁屋港にいるって」「それフェリーあまみ」 おかみさん〜
後で話していてわかったけど、おかみさんはせっかちで予約の勘違いも多いと自分で言っていた。人の話を最後まで聞くように娘さんにいつも言われているらしい。そういえばこの島の人はせっかちさんが多いような印象を受けた。港で船を探している時にも知らない人が、船出るから急いで って言われるがまま走ったけど、私がどこに行こうとしているかはわかっていないはずなんだけど。
素泊まりなのに
「ウェルカムドラゴンフルーツ冷蔵庫に入れてあるから食べてね」(大量)
「豚汁持っていくね」 豚汁というよりはでかいソーキと里芋いっぱいのお汁(お腹いっぱい)ハンダマ(これ大好き)のおひたし。
素泊まりって・・
島に着いたら水買いなさいよ 自動販売機もないから
レンタカーはちゃんと借りられた? 返せた?
遠隔操作のようにショートメールで心配、指示が飛んでくる
ほぼ初対面なのに
加計呂麻島行って戻ってきて船降りたら 船着場で手を振って待ってくれるし。 行きたかったビーチも行きたくなかったビーチも車で連れて行ってくれるし。 日焼け止めも娘さんの家から取ってきてくれて塗りなさいって
私は 荷物を軽くするために メモ用紙の枚数 ペンの重さ 歯磨き粉の量 硬貨なし など重さを1gまで計量してギリギリにしているのに
別れ際 「これ持っていきなさいね〜」って
みかん6個!(なんで6)パウンドケーキ2個 凍らせたお茶 1本 パッションフルーツを 持たせてくれた
ほんとうににほんとうに ありがたいのだけれど・・・
重い!!!
ハブが出て、おかみさんがブロックをハブの頭に投げつけて、翌日長さを測ったら 1m70cm だったって。なので宿の真下のシュノーケリングに良さげなビーチには行けなかった。 友達曰く、海水を飲みにくるんだって。海帰りのハブはミネラルいっぱい摂取してすごく元気なんだって(ほんまかなあ)
すごいビーチがいっぱいだけど、さすがに全くの一人だと海に入ってはいけない気がして我慢した。赤の他人があまり近くないところに数人泳いでいてほしい。
旅の初っ端から 山盛りだった
古仁屋
バスで名瀬へ
新しくてきれいなバスに乗客2人だけ
名瀬の街の市場内のマッサージ屋さん
今風の若いお姉さんにマッサージしてもらってリラックス
でも 斜め向かいが立ち飲み屋さんで 元気なおばあたちの大声のお喋りがマッサージのBGM
店といっても市場そのままの形で、通りに面してベッドがある
名瀬には美味しい食べ物屋さんがいっぱい
友達おすすめの焼き鳥屋さん
翌日 龍郷町で美味しいイタリアンのkulukuluさん
帰りは飛行機でひとっ飛び
船の写真を新たに加えました。
フェリーが好きでやたら写真が多いので、すみません
明け方 喜界島に寄港 船の名前もきかい
接岸と離岸の瞬間の海水のモアモアがたまりません
(すみません)
喜界島で降りる人もたくさんいた
建築資材も大量に下ろされ運ばれていた。
その動きを船上から見ているといつか喜界島に来たいと思った。
暗くてよく見えないけど 何だかかスッキリした感じの島という印象を受けた。
そして船室は私一人になった うれしい