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高取山で石と戯れる
城里町開発公社主催の「しろさと里山めぐり」というイベントのお手伝いをしてきました。
日時:2024年3月17日(日)
場所:城里町の高取山
実は数年前にジオガイドの仲間と同じようなイベントの案内をしたことがあり、その関係で今回もガイドとしてお声がかかりました。
里山巡りは1年を通してのイベントだそうで、今回が2023年度の最終回だったそうです。
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今回は、高取山を登って高取鉱山跡で石の観察などするという行程。
高取山自体が標高356mほどの低山なので、登山というより裏山散策という感じです。登山中も参加者の方と、石やジオパークについてなど楽しくおしゃべりしながら歩けました。
山頂付近はそれなりに急な斜面もあったりするので、ちょっとだけ登山も味わえましたよ。
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「とってくるのは写真だけ、残してくるのは足跡だけ、持ち帰るのは思い出だけ」
どんな鉱物があるのかなどは、現地(ズリの跡)で説明してから実際に探してみることにして、歩く前には鉱山の歴史と成立ちなどをかなりざっくりとお話ししました。自然や地質の保護が大事ということで、お約束事項もしっかりとアピール。
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そもそもズリなので高品位の鉱石はありませんが、それっぽいものをみつけては「これはなんですか?」と目を輝かせて見せにこられます。中には数ミリですが孔雀石がついた礫を見つけた方もおられました。
みなさんお約束通り持ち帰りはしていないようでしたが、お宝探しを楽しんでおられました。
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昼頃下山して、ホロルの湯にお昼ご飯を食べに行きます。
その前に途中の物産館(山桜)で、トイレとお買い物休憩。
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ホロルの湯に到着すると貸し切ってあった食堂でランチタイム。
参加者の中で余興を披露してくれるグループがおられて、みなさん食事と余興を楽しまれました。
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鉱物探し登山と、美味しいランチと楽しい余興。
このあと温泉に入られた方もいたりと、それぞれのんびりと里山歩きのイベントを楽しまれました。
事前に準備を進められたスタッフの皆さん、お疲れさまでした。
実は、城里町はかつての茨城県北ジオパークと、筑波山地域ジオパークのエリアの間に挟まれた場所で、ジオパークのエリアにははいっていないんです。ただ、こうした鉱山跡地や那珂川河川など面白い場所がたくさんあるので、個人的には城里町もジオパークにエントリーしてほしいなと思いました。
今回の案内でジオ子自身は、高取鉱山について色々調べて勉強になったし、茨城の魅力をまたみつけることができました。
都会に近い自然王国いばらき、奥が深いです。(^.^)