京都のパティスリー「RAU」がリニューアル!「収穫からオーブンへ」がテーマ
京都河原町のパティスリーブランド「RAU Patisserie & Chocolate」が2022年11月12日(土)、リニューアルオープンしました。店内に新しく設置された「BAKING COUNTER」の様子と、独自の感性が光る新商品をレポートします!
“出来立て”の高揚感をダイレクトに伝える
「RAU」は、複合施設「GOOD NATURE STATION」(運営:株式会社ビオスタイル)にあるパティスリー。 “情景を、形状に。”をコンセプトとし、シェフたちが「かつて出会った風景や想像した世界」を独自の感性によりお菓子で表現しています。
今回のリニューアルのテーマは“Harvest to Oven「収穫からオーブンへ」”。収穫された食材にシェフの技術が加わり、オーブンの中でよりおいしいお菓子の姿に変わる…。そんな“出来立て”のワクワク感をお客様に伝えたい、というシェフの思いが込められているそう。
新ブース「BAKING COUNTER」
今回のリニューアルで新たに登場した「BAKING COUNTER」。「フランスのマルシェのように、焼き菓子のフレッシュ感をダイレクトにお客様に伝えたい」という思いから設置されました。ガラスケースを取り払ったこの大きなカウンターには、美しいデセールや日替わりの5種類の焼き菓子が並びます。
新登場の焼き菓子たち
今回のリニューアルの目玉商品は焼き菓子。
まずは新しく定番商品となる「キャラメルナッツ」。バニラキャラメルと香ばしいナッツをサクサクのタルト生地で挟み、焼き上げたタルトです。ぎっしりと詰まったナッツと歯切れの良いキャラメルで、濃厚な味わいと食感が楽しめる、満足感のある一品です。
もう一つの注目の新商品は、季節毎にフレーバーが変わるというシュー菓子。季節の食材に見立てた造形が見た目も楽しいスイーツです。「カカオシュー」はフルーティーな香りの濃厚なチョコクリームがたっぷり。フランス産のコクのある栗のクリームを使った「栗シュー」は、口に入れた瞬間、上品な栗の香りが広がります。これらは色や形のナチュラルな不揃いさもこだわりで、注文の際に好みのものを選んでもらいたいといいます。
これらのスイーツを生み出すのは、チョコレート業界最高峰の大会である「ワールド チョコレート マスターズ’22」の審査委員長団にデュオで選出された2人のシェフ、松下裕介さんと高木幸世さん。
高木さんは「RAUのお菓子はこれまで“造形美”というところで注目されることが多かった。今回の焼き菓子に関しては肩肘張らないで、気軽に楽しんでもらいたい。その中で素材本来の力やパティシエの技術、味の組み合わせの妙を感じてもらえれば」と話します。
デセールのユニークな造形美や、洗練された世界観で注目されてきたRAUの今回の新しい挑戦。
これからも「オーブンから出来立ての美味しさ」を伝えるため、シーズンごとに新たな商品展開を予定しているそう。ぜひ一度足を運んで、RAUのスイーツを「体験」してみては。
(文・写真/いしあゆこ ※一部画像は株式会社ビオスタイル提供)
店舗情報
店名:「RAU(ラウ) Patisserie & Chocolate」
住所:京都府京都市下京区稲荷町1ー318ー6 GOOD NATURE STATION 1階・3階
営業時間:
3階(イートイン):11時~19時(LO 18時30分)
1階(テイクアウト):10時~19時
定休日:不定休
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