実はカフェイン中毒だった話。
私は去年、重度?のカフェイン中毒でした。
1杯のコーヒーからのスタートでした。
初めは、全く昼間起きていることができず、眠気覚ましにコーヒーを飲むことで頭がスッキリするから毎日飲んでいました。
自分で入れていたのが悪いのですが、朝6時出勤のバイトと塾のバイト、インターンの掛け持ち、サークルの立ち上げ、学校とどこにも余裕のない一年間でした。1日に3時間寝れたら良い方でした。
最初は一杯だったコーヒーも、1杯だけでは起きていることができず、2杯、3杯と次第に飲む量が増えていきました。
通常の一日のカフェインは400mg,コーヒー1杯には約90mgのカフェインが含まれていると言われています。
そんな日常を毎日続けていると、体調が普通でいられるわけもなく、常に具合が悪かったり、めまいや吐き気が起きていました。結局、コーヒーは1日に4杯ほど飲むようになっていました。
しかし、全く休むことなく、2週間に1回朝ゆっくり寝れる日があるかないかのような日々は半年以上続き、さらに自分で自分を追い込んでいきました。
デスクワークというものは、パソコンとの闘いであり、自分自身の眠気と集中力との闘いでした。
寝れるはずもなく、起きていなければいけないという緊張、寝たら作業は進まない、サークルのやり方は全くわからない、とにかくやるしかない状況でした。
コーヒーでも足りなくなり、カフェインが最も多いコーヒーは何なのか調べまくり、マックのコーヒーが一番眠くならないという結論に達していました。
しかし、それだけでは足りず、カフェイン錠剤までアマゾンで買い漁り、
コーヒーに加えてさらにカフェインを摂取していました。
カフェインとは摂り方を間違えると恐ろしいもので、次第に耐性が付いていきます。そして、カフェインを取れば取るほど、体調不良は悪化し、カフェインがなければ不安になったり、イライラするようになったりしました。
人と話していることもたいして覚えることができず、毎日必死でした。
思い出すために必要以上に写真を撮ったり、名前も覚えられなくて全部覚えているうちにメモをとったりしていました。
一番ひどかったのは、9月から10月にかけてでした。
締め切りや期限によるプレッシャーと、でも周りには普通に振る舞いたいという葛藤。人の前では笑って誤魔化しました。
押しつぶされそうな毎日でした。
最初は、作業のために、デスクワークのために飲んでいたカフェインも、今度は人と会う時にも眠くなることが怖くて、カフェイン錠剤をコーヒーで飲むようになっていました。
カフェイン錠剤を持っていないと不安でした。
毎日、眠気とカフェインによる体調不良で一人で泣いていました。
泣いていたというよりは、一人になると涙が止まりませんでした。
焦り、不安、焦燥感、いろいろな感情が渦巻いていました。
毎日、自分はどこに向かっているのか、何をしたいのか、
何のために起きているのか、何故普通の生活を送れないのか、
考えれば考えるほどうまくいきませんでした。
周りからやめたほうがいいと言われても、言われれば言われるほど、どうしていいのかわからなくなりました。
結局、カフェインが1日に1500mgを超えたあたりで、心臓も苦しくなったり、毎日頭が痛かったり、胃が痛くて食事もまともにとれなかったり、手も震えたり、本当にこのままだと自分はまずいのではないかということに気づきました。
年末になるにかけて、かなりの決意を固め、カフェインを摂ることをやめることができるようになりました。
今でも、去年不安で買い溜めていたカフェイン錠剤は家に残っています。
もう絶対に飲まないと決めてそろそろ捨てようと思っています。
ここまで書いて、読んでもらって、
そんなこと言ってないで寝ればいいのに、
極端な思考、
追い込みすぎ、
楽に生きればいいのに、
そう言われるかもしれない、
一言で片付けれるかもしれない、
でも、書きたかった。
なぜ、今日こんなことを思ったのか、なぜ書こうと思ったのか、わかりませんが、どうしても書きたくて書くことを決めました。
もし今、カフェインをやめれない人がいたら、本当にやめることをおすすめします。
もちろん、カフェインの全てが悪いわけではありません。一日、コーヒー1、2杯程度ならむしろ頭がすっきりすることは事実です。
何事もバランスが大事だということです。
私はやっぱりうまく生きることが苦手だけど、へたくそなりにがんばろうと思います。
では、また(続)