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わたしはわたしらしくいることが一番ラクで自然な姿なのかもしれないと思った話


セクシャリティの解放、女性性の解放について、今重点をおいて自分を見つめ直している。

ブログ記事を読み漁ったり、質問をしてみたり、カウンセリングを受けてみたり・・

そこで「母親が求めていた女性像」を自分が追いかけていることに気が付きました。

常に男の人にちやほやされて、お金も援助してもらって、良いブランドの服を来て、”オンナ”として生きていくこと。
女性という性をこれでもかってくらい活かして生きることでした。
それに加えて、出産して子どもを持つことも含まれていた。なんて贅沢な。ちょっと求め過ぎだよね(冷)。

わたしと母は全く違う人間です。
趣味趣向も違う。生きる目的や指標だって違う。
母親と同じ人生を歩まなくてもいいんです。
無理やり自分を殺して、母親に合わせなくて良い。

そう思ったらですね、さっきのつぶやきの内容に気がついたんです。

わたしは基本黒の服を着ています。
主なきっかけとしては、小学生の時に痴漢に遭ってしまい、「女の子らしくいること」をやめたんです。
自衛のためです。自分で自分を痴漢から守るために講じたこと。
もう一つ、ポジティブな理由がある。
それはGLAYちゃんが黒い服を着ていることが多いからだ。
彼らに似たような格好をして、GLAYちゃんを身近に感じたい、そう思って今も黒の服を着ている。

さらに・・わたしは基本服はメンズ物を着ている。
理由としては、カラダが大きいから。
身長が168cmあり、市販で販売されているレディース物だとサイズがなかったりする。
太もももどうやら太めのようで、身長には合っているものの、市販のパンツだと太ももで引っかかって履けないことがしょっちゅうある。
加えて、足のサイズも26.5cmあり、レディース物でそんなサイズの靴は基本ない(笑)
しかも右足が人差し指が長めになっているギリシャ型になっているので、ぴったり26.5cmの靴では、人差し指が傷んでしまうこともある。

このように市販のレディースものを身につけることが困難なため、選ぶのも探すのもめんどくさいから、メンズ物のお洋服を身に着けております。
靴もずっとコンバースのハイカット一筋です。(ただし冬場は除くw)

この出来事は、正直落ち込む原因にもなっているし、「社会不適合者だな」って思うきっかけにもなった。
世間に流通している「女性が着るもの・履く物」にも規格外で身につけることができない。世間からも、社会からも「お前は女にふさわしくない」って言われているような気がしたんです。
身長だって周りの女の子よりずっと高い方で・・子供の頃から「サイズがない」という理由でかわいい服を着れなかったんだよね。

そうやっていろいろと引きずってきて、「わたし女の子として生きちゃいけないのかな」って思ってたんだけど・・。
そうじゃねぇって気がついた。

だってわたしの中で「女の子らしさ」を象徴する”かわいいもの”を常に身につけてるし、持ち歩いているのだ。

カバンにはピカチュウとうさぎのぬいぐるみをつけてるし、
耳についているピアスはピカチュウの尻尾を模したもの。
使っている手帳とペンもピカチュウだし、
小物入れもピカチュウ。
なんならカバン自体もピカチュウだ。ANNA SUIとポケモンのコラボのものだ。

これがわたしらしさ、なんです。
パッと見の印象としては黒いし、髪も短めだし、革ジャンみたいなの着てるから男に見えたりする。
だけど細々見ていくと、ピアスはピカチュウだし、カバンはピカチュウだし、なんならぬいぬいをくっつけているではないか!

そういうアンバランスさ???アシンメトリーな感じ?がわたしなんです。
全体で女の子らしくしなくていい。
自分にできるところでそれらしさを出していく。
そしてそれが何より楽しいんだ。

確かに髪を切って伸ばさなくなったことも、メンズ服を選んだり、黒を着るようになったきっかけはマイナスなものだったかもしれない。
でも後からポジティブなきっかけも生まれてきている。
だからこれでいいんだと思う。というかほぼ確信しています。
だって、女性らしい服着るの、嫌だもんね(笑)

それよりかは、自分が”女の子らしい”と思う象徴である”かわいいもの”をめでたいし、「かわいいかわいい!」って推したい。
そのほうがよっぽど「女の子」でいられるんだよね。
そうつまり、ピカチュウと一緒にいること自体が「女の子」としていること、女性性を開放すること、セクシャリティを開放することなんだと思います。

しかし、よくこうやってバランスを保ったと思います。
小さな子どもが、痴漢という恐ろしいものに遭って、自分を守るために見た目を変えて・・
でも自分の中でバランスが崩れないように、ポケモン・GLAYを好きになって、好きでいることでセクシャリティを解放して・・
よくやったと思うんです、本当に。
無意識だったとしても、本当によくやったと思います。

頑張ったね、わたし。
本当にありがとう。

ということで、わたしはわたしらしく、周りに流されず、ピカチュウを推してまいります。
もう比べない、常識に囚われない。
好きなように、自分の感覚を優先する。
それが、ずっと、大正解。

では今日はこのへんで。
ありがとうございました!

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