今後のお葬式って?

この前、お葬式の現場同行に2日間行ったので、そのことを書いてみる。

何にも調べてないから、主観オブ主観。
私の意見でしかない。感じたこと。

今後のお葬式について

①通夜・葬儀とかなくなって、火葬だけになる(直葬)
②規模を小さくした、家族葬
③葬儀の質を上げた、オーダーメイドなお葬式
④生前葬

上記のどれかじゃないかなあ
葬儀という儀式に意味を感じてなくてなるべく安く済ませたいなら①②、
最後の瞬間を最善のものにしたいなら③④

でも、①②は、分かりやすく「費用を抑えたい」っていうニーズがお客様にあるから伸びそうだけど、③④は難しそう。だけど推してる。

葬儀を中心になって行う「喪主」と呼ばれる人たちは、50代くらいで、
感覚として30代くらいまでの人には
・「オーダーメイド」「その人に合わせた」が響く
・SNS利用活発
な感じがしているけど、年上になればなるほど、
葬儀の経験回数も多く、今までの固定概念も形成されていて、SNSは若い人ほど利用しないイメージで。

間違いなく葬儀の業界はこれから変わるとは思うけど、
・50年の中で培われた葬儀のイメージ
・亡くなってから葬儀までの期間の短さ故の比較検討できなさ
・日常的なSNS使用頻度の低さ
とかから、いろんな業界の中でも特に動きづらい業界な気がする。

多くの製品って、お客さんが「高性能」のイメージができていて、高性能さと売上にはそれなりに相関がありそうだけど、葬儀に至ってはそもそも「高性能」を図る基準や期待が存在してなさそう。

だから、ゆっくりこのままいくと、
今「オーダメイド」に重きを置いている
30代以下の人たちが「喪主」の世代になる
あと数十年まで待つしかない感じがしたのだけど
やっぱりすごく葬儀に可能性を感じるし、
あと数十年も待ったら、
その間に葬儀挙げた人たちがもっと素敵な最期の空間を体感できたのに、
という話になってしまうから、わたしは早く変わってほしいとおもう。

この人まじで大好きだった、と話す空間になったらいいし
残された人たちが故人の理解を深めるだけでなく、
故人が亡くなる前に、コミュニケーションできるうちに、
去る者と残される者が対話できる場所になるといい。

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