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貧乏ナース、10万円で宮古島へ行く🥭Vol.2

こんにちは、とらたぬきと申します。

総合病院で看護師をしながら、コスパ旅行を楽しむ平凡なたぬきです。


宮古島3泊4日の旅をしてきました。


Vol.1はこちら⬇️

旅行初日。



私の住む田舎からは電車でもバスでも間に合わず、車で成田空港へ。


第2ターミナル直通の駐車場に停め、第3ターミナルまで歩きます。



今回受託荷物なし、オンラインチェックインも済んでいたので、あっという間に登場ゲート前へ。ジェットスターは機内での充電ができませんが、待合の電源が充実していたので今のうちにチャージ。



第3ターミナル7:25発のフライトです。


沖縄へ近づくと飛行機の窓からも綺麗な海が見えました。
マップでは沖縄本島付近を通過していた頃。


下地空港


10:45 空港へ到着。


LCCは正直3時間フライトも辛い。



でも10万円宮古旅には欠かせないので、ありがとうジェットスター!


飛行機を降りてから少し外を歩き、冷房の効いた屋内へ。


プールもあって(もちろん入れないですけども)リゾートホテルみたい!


撮影スポット

空港へ到着した時点でホテルへ連絡し、ホテルの方が車で迎えに来てくださいました。



宿までは一面のさとうきび畑。
街路樹も南国らしい濃緑で、カラフルな花と青空。自然のパワーを感じます。



宿は民家が集まるエリアにありました。
4階建てのコンドミニアムで、エレベーターあり。

夜間スタッフは常駐しませんが、特に不便はありませんでした。スタッフの方はみ〜んないい人でした。


1階のフロントで部屋と車の説明を受け、チェックインが15時のためお昼ご飯を食べに宮古本島へ向かいます。




伊良部大橋


宿のある伊良部(いらぶ)島から本島へは伊良部大橋を渡ります。



全長3540メートルと(通行無料の橋の中で)日本一長い橋だそうです。


宿から大橋へ向かう
橋からは宮古ブルーが見える


橋からの景色は絶景です!
(橋の途中には、高速道路のように車を停められる避難スペースが何箇所かありますが、非常時のための場所ですので、原則停車は禁止されています。停車しての写真は撮れません。)


大和(だいわ)食堂


本島に着いてまずいちばんに向かったのは、宮古そばが食べられるお店。


日曜のちょうど12時過ぎで、混んでいるか心配でしたが、外で30分ほど並んで入れました。



全員食べ終わったら次の人たちが入る、入れ替え制と食べログで見ましたが(ラーメン二郎みたい)、私が行った時は1組ずつの入店でした。


宮古そば(大)を注文。
ゴーヤチャンプルも頼もうと思いましたが、時間がかかるとのことだったので断念。


宮古そばは、豚の三枚肉や蒲鉾が入っており、具は麺の下に隠すのが特徴です。

この下に分厚い豚肉が❤️


少しもちもちした平麺で、鰹出汁のあっさりしたスープとよく合います。


美味しい〜〜〜!
一口食べるごとに感動を噛み締めあっという間に完食。



旅行中宮古そばを3回食べましたが、お店によってそれぞれ個性がありました。私は大和食堂が一番好みでした。宮古を再訪したらぜひまた行きたいと思います。


お会計は650円でした。


大和食堂(だいわしょくどう)
店舗情報

住所:沖縄県宮古島市平良字西里819-3
電話番号:0980-72-0718
定休日:火曜日
予約:不可
駐車場:あり

この近くに行きたかったお店がもう一軒あり向かいます。


駐車場がないので、一緒に行ったツレに1人運転してもらい私が買いに行きました。


マラサダドーナツSU SHE MARO(スシマロ)


一軒家のお庭から入り、一階にお会計があります。テイクアウトのみの販売です。



写真は撮れませんでしたが陳列から可愛い!
コーヒーのドリップペーパーが包みに使われていましたが、ロゴまで可愛くて、、、、!

紙袋 ドリップペーパーにもこの可愛いちゃんが

私が食べたのは
シナモン 220円
チョコクリーム 300円


暑くてちょっとクリームが溶けてしまいましたが、サクモチで美味しい〜!


サイズも女子の手のひらサイズでちょうど良い。


メニューは他に
・プレーン(クリームなしはこれとシナモンのみ)
・黒糖きな粉
・カスタード
・ホイップ
・ダブルクリーム
・アンクリーム
・塩レモンクリーム
などなど

ツレの塩レモンも一口貰い、夏にぴったりのさっぱり味で良きでした。


マラサダだ〜いすき!!!


マラサダドーナツ SU SHE MARO
店舗情報
住所:宮古島市平良下里510-6
営業日時:土・日・月 売り切れ次第終了
駐車場:なし


余談ですが、島内ではよくT字路の突き当たりに魔除けの石碑、「石敢當 (いしがんとう・せきがんとう)」を見かけました。

沖縄県ではその存在意義や効果が未だに根強く信じられており、当地では丁字路三叉路が多いことから、現在でも沖縄県の各地で新しく作られた大小様々の石敢當を見ることができる。これらの地域では、市中を徘徊する魔物「マジムン」は直進する性質を持つため、丁字路や三叉路などの突き当たりにぶつかると向かいの家に入ってきてしまうと信じられている。そのため、丁字路や三叉路などの突き当たりに石敢當を設け、魔物の侵入を防ぐ魔よけとする。魔物は石敢當に当たると砕け散るとされる。

Wikipedia 石敢當

その土地の文化や信仰に触れることも、また旅の楽しみの一つですね。


宮古島の郷土史を学ぶために次に訪れたのは、


宮古島市総合博物館


昔からの石垣を残しているような外観

エントランスの天井には西洋の宗教画のような宇宙が描かれています。この不思議な空間がすっかり気に入りました。



写真でわかるように、沖縄戦の展示をやっていました。


私の住む地域では8月の終戦記念日に合わせ戦争関連の展示や慰霊祭がありますが、沖縄では6月23日を中心に慰霊祭などがありますね。


宮古島は米軍の上陸は免れたものの、度重なる空襲や食糧難、栄養失調や不衛生な防空壕での生活から風土病マラリアの流行などに苦しんだそうです。


子どもたちは宮崎や台湾に疎開し、展示は疎開生活についてでした。


他にも沖縄戦の資料がたくさん置いてあり、子ども向けの本もあります。短時間でもいろんなことを学べました。


2階には常設があります。


宮古島の自然史や文化史が展示・解説されています。


好みはあると思いますが私は1時間ほど滞在しました。



自然史は、動植物の剥製や風土の特徴など。
風土について知ると、街中の建物や貯水槽にまで目が向くようになり面白かったです。


文化史は目黒氏の統一、琉球王国の支配から始まり戦争や自然災害の記録もあります。


宮古織りの着物や、かつお漁の歴史、昔の家や道具など。かつお出汁の効いた宮古そばを思い出しながら、ふむふむ。


私が一番ワクワクしたのは宮古島の信仰。


初めて見た時はギョッとしましたが、見れば見るほど惹かれてしまう。こちら、パーントゥといいます。ポリネシアンを感じます。

パーントゥは、沖縄県宮古島市の宮古島で行われる厄払いの伝統行事。仮面をつけた来訪神パーントゥが集落を回って厄をはらう。
2018年11月29日には「来訪神:仮面・仮装の神々」のひとつとして国連教育科学文化機関(UNESCO)の無形文化遺産へ登録された。

出典:Wikipedia


このお面の人に泥を塗られた人は厄が払われるらしいです。小さい子が泣きながら泥を塗られてる動画も流れていて、ナマハゲみたいな感じかな。


また、神社とは違う御嶽(うたき)と呼ばれる、神様が降りてくる神聖な場所が島内にたくさんあり、太平洋戦争時には国からの命令でそこに鳥居が建てられたり。
聞いたことのない名前の神様がたくさんですが、自然が豊かだからこそ自然をおそれ敬う文化なのだと思いました。


自然や文化史が好きな方は、ここに来たらさらにその後の観光が楽しくなると思います。



入館料は300円。私はJAF会員なので250円でした。そしてなんといっても涼しい。


宮古島市総合博物館
施設情報
開館時間:9時〜16時30分
休館日:月曜日(詳細はHP参照)
入館料:大人300円 大・高校生200円 中・小学生100円(入館料免除の条件あり 詳細はHP参照)
住所:宮古島市平良字東仲宗根添1166-287

まだDay1ですが長くなってしまったので、Vol.2はこのへんで終了します。

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