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マダガスカルの収入の話


マダガスカル人の収入について述べられた記事を読み、何だか書きたくなったので少しだけ。

翻訳アプリを使いながらなので、どこまで正確に理解できたかは、わかりません。そして、途上国の統計データ故にどこまで信憑性が高いかも怪しいですが、、

非正規雇用、正規雇用に関わらず、
最低賃金⇨250,000アリアリ(約7500円)
平均月給⇨196,359アリアリ(約5880円)
月給中央値⇨108,250アリアリ(約3247円)
だそうです。

平均値・中央値ともに、最低賃金以下という辛い現状です。
恐らく、違法労働が当たり前のように起こっていたり、市場等の自営業では最低賃金ほどの利益を出すのが難しかったり、しっかりと利益計算をしていないのでしょう。

又、平均値と中央値の2つの数値差から、中央値周辺の労働者が多くを占めているが、高所得者が平均を引き上げていると考えられます。記事では、「46.2%の所得が10%の所得者で占められている」と述べられていました。

マダガスカルの首都は、正直他国に比べると物足りなさはありますが、スーパーや高級レストランに行けば、綺麗な身なりをしたお金持ちの人たちを見ることができます。彼らの財布から何枚もの2万アリ札(約600円)が顔をのぞかせています。

しかし、その一歩外では、物乞いをする子どもたちが歩行者に付き纏い、車の窓を叩きます。彼らは100アリ(約3円)を渡すだけでも、満足して付き纏うのを止めます。

私が住んでいる街は、ベッドタウンと農村部が入り混じったところです。日々、街を活気づけてくれているのは、いわゆる低所得に該当する農家や地元の商人たちです。高所得の人たちは、移動は自家用車で、買い物は首都のスーパーで済ませる人が多いようにおもいます。綺麗な服を着ていても、すぐに埃だらけになるから、そりゃそうでしょうが、、。

この国の貧富の差は悲しいほどあからさまです。

国の発展という観点では、草の根での活動も大切なのは言うまでもありませんが、プロパガンダで現金を配る政治家が当たり前にいるこの国で、政治の重要性を身に沁みて感じます。

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