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引っ越し作業って、自分の住まう場所を変えること。
それに伴って、自分の持ってる物も移動させる。
そして、社会的には自分が住んでいる場所を変えたことを関係しているところに知らせる。

そう考えれば簡単なことに見える。

ところが、慣れてないとどこから手を付ければいいかわからない。

「効率的に」
「無駄なく」
「サクサクと」
ここにこだわると、動けなくなる。

だから、工程の途中からだろうと何だろうと
思いついたことから動いてく。

「途中からでもOKなんだ」

私は今回の転居を自分の転換点にしようと思っていた。
まず、手放す物を決めていった。
その内、どういう間取りの住居に住むか決めないと、家具をどれくらいに減らすか決められないと思いた。
そこで、住む場所の決定が必要だと思いついた。
そのために条件が必要だということもわかった。

途中でもいいからとにかく、動く。
動けば必要なことが出てくる。

「最初からやる」
「最初に全部準備してから」
これを考えると動けない。
やり切る前に息切れする。

学生の時の数学の問題集を思い出した。
私はどの問題集も、最初の部分の計算問題は張り切って解いていた。
間違っていると、そこで立ち止まる。
その後の応用問題は、集中力が持たず白紙だった。

計算問題がある程度できるなら、始めから応用問題を解けば良かっただけなんだ。

自分の思考のクセを発見した。

「最初からやらないと」
と思ってしまうクセ。

これが分かってから、他のことにも応用している。
仕事でも使える。
「まず、最初から」より、
「途中からでもいい」と
考えられるようになった。

経験したから、
まず行動って思えるようになった。

経験って素晴らしい。

「途中からでもOKなんだ」
引っ越しで得た気付きの一つだ。


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<a href="https://pixabay.com/ja/users/geralt-9301/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=1638737">Gerd Altmann</a>による<a href="https://pixabay.com/ja//?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=1638737">Pixabay</a>からの画像



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