【フランスに来て良かったこと】お金への価値観の変化により、仏語のレッスンを終了した話
こんにちは!
フランス人との国際結婚によって、現在はフランス在住のiamshishoeです。
フランスに引っ越してから1年が経ちました!
肝心なフランス語はイマイチ上達していませんが、
個別レッスンを終了することにしました。
その1番の理由は、⇓こちらの記事でもお話した、
≫≫フランスに来てよかったこと:お金への価値観がガラリと変わった
フランスに来て変わったお金に対する価値観。
家族にはドン引きされましたが、
私としては良い決断ができてハッピーです。
今回は、様々な経験の中から、
私がフランス語の個別レッスンを終了した話を元に、
「お金の価値観が変わって良かったと思ったこと」
について、お話していきますね!
お金への価値観が変わって良かったと思ったこと
まず初めに、フランス生活を送る中で、
お金への価値観が変わってよかった
と思った瞬間はたくさんあります。
例えば、
大して使わないものを買ったせいで、家の中に邪魔なモノが増えた
気乗りしない外食で、別に美味しくない料理を食べた
「セール」という言葉に魅かれて、似合わない服を買った
こんなことはめっきりなくなった上、
お金を使うこと=勿体ない・怖い・良くないと感じることが減った
自分の成長スピードを高められるお金の使い方ができるようになった
このように、自分が思う「正しい使い方」をする習慣がつきました。
目先の情報ではなく「必要性と得られる価値」に注目して決断するようになった
私がしばらく受けていたフランス語の個別レッスンは、
25€/時間
週に1~2回
先生の家で対面で受講
こんな感じでした。
授業内容は、
本(高校生が授業で使う小説)を音読して、発音の練習
フランス語で日記を書いたりプレゼンをする
などで、会話と言うよりは、発音練習がメイン。
その先生が大の日本好きということもあり、
日本文化についてプレゼンをするととても喜んでくれて、
「勉強」するだけでなく、異文化交流も楽しむことができました。
ただし、気になったのは、
その先生が、正式なフランス語の先生ではないこと。
英語圏に長く住んでいたことから、
英語⇔フランス語の通訳として働いている方でした。
「ちゃんとした先生じゃないなら、やめた方が良いでしょ」
日本にいた時の私ならこう思って却下しそうですが、
お金への価値観が変わり始めていた私は少し違いました。
まず、当時の状況として、
他に通えそうなフランス語のクラスが全然見つからず、困っていました。
となると、フランス語を一刻も早く習得するために、
その先生の個別レッスンにお金を払うことは、自分にとって必要な出費。
一般的に考えても、
グループレッスンに通うよりも早くフランス語が上達できるだろうし、
日本が大好きな先生なら、
今後、交友関係が発展してよい友人になれるかもしれない。
さらに、いざという時に英語でやりとりすることも可能なのは、
フランス生活に不慣れで戸惑いが多い私には安心材料。
こう考えることで、
その先生の個別レッスンにお金を払うことに、必要性と価値を感じました。
この時点で、自分の中のルールとなっていた、
「自分にとって必要で価値のあるものにお金を使う」ことはクリア。
しばらくレッスンを受けながら、
自分のフランス語がどう伸びていくかを見てみることにしました。
自分自身を客観視してお金の使い道を考えるようになった
レッスンを続ける中で気になったのは、
自分のフランス語がイマイチ伸びていないこと。
というのも、毎回のレッスン後に、
今回のレッスンで、何が得られたかなぁ?
これ、続ける必要はあるのかなぁ?
と、その先生のレッスンにお金を払う意味を考えるようにしていたんですよね。
そのため、
自分の成長具合
レッスンが効果的かどうか
を客観視することができました。
その中で気づいたのは、その先生のレッスンを受けていても、
自分の疑問点が解消されて、同じ間違いをしなくなった
自分の言いたいことをよりスムーズに話せるようになった
こうゆう前向きな変化が見られないということ。
むしろ、自己学習の方がはかどっている印象を受けました。
そうなると、その先生のレッスンにお金を払う必要性はもうない上、
「フランス語を一刻も早く向上させる」
という目標達成の手段としても機能していないことは明らか。
あとは、前述した、
日本が大好きな先生と交友関係を発展させられるかもしれない
いざと言う時は英語でやりとりができる
この2つの「レッスンに通うことで得られる価値」がどうなるか。
しばらく考えてみたところ…
交友関係の発展に関しては、正直不明瞭。
というのも、先生⇔生徒の関係でなくなった時に、
その先生が個人的に私と関わりたいかは謎だから。
それに、その先生にこだわらなくても、
「日本好きで気が合うフランス人はきっと沢山いるし、異文化交流もできると思う…」
と、考えるように。
それなりにフランス生活に慣れてきた自分としては、
「…なんか、私の視野、狭くない?」
と、もっと外に目を向けたいと思うようなりました。
更に、いざという時の英語でのやりとりですが、
こちらも必要無用だと確信が持てるように。
なぜならば、
翻訳サイトやアプリの活用
とりあえず知っている単語を並べる
紙に書いて伝える
など、つたないフランス語でもやりとりは可能だから。
当初の自分が、なぜ英語でのやり取りにこだわったのかは不明ですが、
「英語じゃなくても大丈夫」なのは確か。
それに、私の意見・話を本当に聞こうとしてくれる人なら、
時間がかかったとしてもちゃんと理解に努めてくれるはず。
むしろ、私としては、そうゆう人と一緒にいたいくらい…。
以上のことから、
その先生のレッスンに通うことで得られる価値はほとんど無い状態に。
個別レッスンを終了することに決めました。
ちなみに、この一連の考え方ですが、
日本にいたときの私なら100%やっていなかったこと。
「レッスンに通う」「続ける」ことに注目して、
それによって得られる進歩には着目していなかったと思います。
でも、お金への価値観が変化していた私は違いました。
「レッスン代に見合うリターンが得られないのなら、ただのお金の無駄だし、今すぐやめて次のステップを考えたい」
と、決断力も以前に比べて増して、クヨクヨと悩む時間も減りました。
周りは引いていたけど、私はハッピー
個別レッスンの終了を知った私の家族や夫からは、
「えっ?やめちゃったの!?」
と、普通に引かれました。
なぜならば、
無職
友達や知り合いはゼロ
家で夫の帰りを待つ日々
こんな私の日常的に、
「やることが無くなったら、病気になるよ?」
「てか、フランス語分からないままじゃん!どうすんの?!」
と、懸念点しか見当たらなかったから。
でも、私からすると、
必要ないと思うものにお金を使わなくて良い
お金を払って得られる価値がないものに執着しなくて済む
これだけで、めちゃくちゃハッピー。
だって、使わなくて済んだお金を新たな目標達成の手段として使えるし、
自分が納得していないモノに対して自分の財産を削らなくてよいからです。
本音を言えば、
しばらくお世話になっていた先生の元を去るのは寂しかった。
でも、限りある「お金」を最大限効率よく使うには、仕方がなかったこと。
それに、今後の自分の目標を考える良い機会にもなったのも事実。
そのため、周りからどう思われようと、今の私はハッピーなのです。
さいごに:お金への価値観が変わったことで決断力・幸福度がアップして、精神的にラクになった
フランス生活をきっかけに、大きく変わったお金への価値観。
それによって、
これは、本当に自分にとって必要なのか
これによって、自分が得られる価値は何か
を、しっかり考えることが習慣になりました。
新しく身に着いたこの習慣のおかげで、
必要ないと思うものにお金を使わなくなった
お金を払って得られる価値がないものに執着しなくなった
ムダな出費が無くなってホッとしています。
それだけでなく、決断力が上がってクヨクヨ悩まなくなり…
精神的にもラクになって幸福度が上がった気がします。
今の自分の心境を言うとすれば、
「フランスに来たことでお金への価値観が変わって、ハッピーな自分になれた」
こんなこと。
この記事を読んでくださったあなたの参考になると嬉しいです。