アイリッシュマザーとのエピソードを振り返る【ワーホリ体験談】
皆さん、こんにちは!
フランス人との国際結婚によって、
現在はフランス在住のiamshishoeです。
先日、この記事で触れた、
この☝お話。
今回の記事では、その文中にも登場した、
アイルランドワーホリ中に出会った、
‘アイリッシュマザー’として
私が慕う女性とのエピソード
を話してみようと思います。
まず初めに。
彼女を一言で表すなら、
私を大事にしてくれて、信じて、受け入れてくれた人
です。
彼女に出会ったきっかけは、
高齢者専用住宅でのボランティア活動。
彼女はそこで、
ベテランケアラーとして働いていました。
💡入居者の安全管理や日常生活援助をする仕事です。
ボランティア活動の内容を簡単に表すと、
彼女の補佐役のようなもの。
その施設では、
シフト制で他の方も働いていたので、
彼女以外の補佐役としても活動しました。
ところが。
実を言うと、
ワーホリ前、日本で看護師として働いていた私は、
もう二度とやりたくない
と思って退職したこともあり、
この施設でのボランティア活動に消極的でした。
というのも、
人生を変えたい!
と思ってワーホリに来ているのに、
これまでと同じことをしてどうすんの…
と、なんかガッカリしたんですよね。
しかしながら、
他の取り組みが色々と上手くいかず、
自分にやれそうなのはこの活動だけ
という状況に陥り、否応なしに始めることに。。。
その上、
最初から断らない!
まずはやってみて考える!
をワーホリ中のモットーしていたので、
おっと…
まずはやるんでしょ!
と、自分を鼓舞して活動を始めました。
ちなみに、
当時の自分の英語レベルは、中級と言えるかどうか…🫠
現地の人に混ざって、
現地の人を相手に使いこなすには、
到底足りないレベルでした。
それでも、
せっかく良い機会を得たんだから、成長できる時間に充てたい
という思いや、
もっともっと英語力を向上させて、
自分の思いや考えを思う存分伝えたい
という思い、
何よりも、
中途半端な気持ちで取り組んで、周りの人に悪い影響を与えたくない
との気持ちからも、一生懸命取り組みました。
具体的には、
英語学習はもちろん、
週に1度はその施設に必ず通うようにして、
頭だけではなく五感をフルに活用し、
現地の人たちが大切にする
価値観
ライフスタイル
人との付き合い方
などを、吸収するようにしました。
そんな私の姿を見守って応援してくれた彼女。
話し相手になってくれたり、
施設内の食堂で軽食を用意してくれたり、
あまり会えていない時にはメッセージを送ってきてくれたり、
あなた、頑張っているし好きなの。
それに、自分の娘がされたら嬉しいであろうことをしてあげたいからいいのよ。
と、彼女が寄り添ってくれたことで、
大丈夫!!
と、いつでも安心感を感じられました。
そんなこんなで、気づけば、
私もフルタイムのケアラーとして
その会社に所属するようになり、
その会社での
月間最優秀賞を受賞
するまでに成長。。。
(臨時ボーナスもちょっと出ました🤫)
ポンコツな失敗をして青ざめる私に対しても、
いい?
私達は失敗から学んでいるのよ、次やらなければ良いじゃない?
と、その失敗を受け入れながら諭してくれたり、
トライ&エラーを繰り返す私を、
しっかり見守りながら時には励ましてくれました。
仕事以外でも、
銀行関連や病院関連のことなど…
本当に色々と頼らせてくれた彼女。
そんな彼女に恩返しができる方法は、
自分のこれまでの経験を活かしつつ、
彼女が大事に想う高齢者の方の生活援助をしっかりすること
だと思い、自分なりに還元できる方法を模索しました。
その結果、
会社の方からも嬉しい声を頂けて、
彼女もとっても喜んでくれました。
その彼女とは、未だに連絡を取り合います。
主に、
私の近況報告に関することですが、
時が経ってもこうやって繋がっていられることが素直に嬉しく、
これからも大事にしていきたいなぁとつくづく思います。
やっぱり、私は、
人との出会いや繋がりは大切にしたいです。
人に恵まれるって当たり前じゃないし、
とても特別なことだと思うからです。
例えば、同じワーホリでも、
孤独で苦しい時間を過ごして終える方も少なくないし、
私のような経験ができる人は、むしろ少数です。
それにはもちろん、
運もありますが、
相手を大切にしたいと思う気持ち
も大きく影響している気がします。
そうゆうのって意図しなくても伝わるものだと私は思うし、
伝わるべく相手にはちゃんと伝わって、
結果として出てくると思うんですよね。
そういえば。。。
彼女が、
余分にあるから使って😃
と、くれたユニホーム(?)のような羽織り。
私にはサイズが大きかったのもありますが、
なんかスッポリ覆われる感じとか、
それを羽織るだけで暖かい感じとか、
ハグに近い感覚を抱いたと言うか…
勤務中も安心感があったなぁ。。。😳