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高揚と寒暖の揺らぎから立ち直る話

Made in India?
Made In...dia?

あれはちょうど1年前の出来事だったと思う。
当時勤めていた会社の忘年会でお酒をしこたま……特にこっち特有の自家製ベト焼酎*1やらを繰り出してきた地元のベテラン先輩に徹底抗戦を強いられつつ、なんとかマーライオン*2寸前で帰宅することができた。

無事に戻ってきた安心感。それまで平静を装っていた反動だろうか、急に込み上げて来た。ついでに悪寒も。
そんな様子を察したのか、偶然その場にいた一人の男性が声をかけてきた。

この男、仮にデヴィ氏*3としておこう。
真偽の程は不明だが、後から聞いた話ではその日たまたまハノイに旅行で来ていたインド人医師だという。

彼が紹介した酔い覚ましの方法がとんでもない効力を発揮したので、随分と期間は空いてしまったがここで紹介しておきたい。
いつかどこかで誰かの役に立つと信じて。

~必要なもの~
・ケトル
→やかんなど、要は熱湯が沸かせればよい
・洗面器
→手頃なサイズのもの、鍋やバケツなどで代用可
・ブランケット
→頭部を覆うのに必須

~手順~

まずはお湯を沸かす。洗面器のサイズにもよるが、およそ1L くらいは用意すること。複数回に分けてもいい。

沸いた熱湯をすぐに洗面器に移す。複数回に分けて沸かす場合は即座にそれも用意。

湯気が立ち昇る洗面器に顔面を突っ込み、ブランケットで頭部を洗面器ごと覆う。

自分のペースでいいので、ゆっくりと鼻呼吸を繰り返す。最初は浅く、慣れてきたら徐々に深くしてもよい。楽になるまで続ける。

以上、なんとたったこれだけである。
相当ミニマムな生活でもしていない限り、皆さん必要なものは揃っているだろうと思う。……え、ありますよね?

この方法、一体どこまでが医学的根拠のあるものでどこからがヨガパワーなのかは私にも分からない。ただ一つだけ言えるのは、少なくとも当時(2019年末)の私にとっては「こうかは ばつぐんだ!」であったこと。
気がつけば、それからちょうど1年越しの忘年会シーズン。ここぞとばかりに紹介させてもらった次第である。いつかどこかで誰かの役に立つと信じて!(2回目)

Made in India?
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*1 nep moiなどのどぶろく的なやつ。どんぶりに注がれショットグラスですくう。
*2 バッドエンド。屋外なら河川、屋内ならトイレなどがそれぞれ望ましい。
*3 元ネタはインド人医師のデヴィ・プラサド・シェティ氏

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