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【学びは止まらない】
学びと勉強の違いはなんでしょうか。「家にいると勉強しない」という声を所々で聞いた2020年ですが、「家にいると学んでいない」という声は聞きませんでした。先日、主催する教育対話で、学びと勉強の違いについて気づきを得ました。
学びと勉強の違い
よく勉強したことは何か?というと、勉強には努力や頑張りが必要、すなわち強いられている状態であると感じる人がいました。
これに対して、学びは自然と身についている事、体験している事という声が多くありました。
また、勉強には目的や答えがあるのに対して、学びは答えがなく経験に裏付けされたようなものであるという話になりました。
勉強には努力が必要
こういう話をした後、振り返ってみて、勉強は「大変なもの」と捉えられていて、がんばったり、努力したりするものであるという気づきがありました。
こどもが勉強を嫌がったとしても、勉強は大変なものなのだから、努力をし、がんばってやるものということをもしかしたら、無意識に伝えていることはないだろうか?と自分自身も振り返りました。
勉強しなさい!というのは、頑張りなさい!努力しなさい!と言い換えられるでしょうか。
しかし、勉強した事が残っているかというと「?」
英語で勉強とはStudyではない
勉強というのは英語ではStudyかと思ったら、どうやら違うようです。Studyには頑張るというニュアンスがありません。そこで勉強に近い英語表現はCramではないかと。Cramとは詰め込むという意味があります。日本の「塾」はCram Schoolとして訳されます。
「学び」には詰め込むイメージがありません。やはり自然と経験を通して「体得」するようなものでしょう。
#学びは止まらない
2020年は学校が閉鎖になって、#学びを止めるな というハッシュタグが流行りましたが、止まったのは本当に「学び」だったのでしょうか?
実は、止まったのは「勉強」ではなかったのではないかと思います。
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