
学びを結果に変えるアウトプット大全①
『学びを結果に変えるアウトプット大全』は、学んだ知識や情報を効果的に活用し、成果につなげるための「アウトプット」の方法を解説した本です。
〜主なポイント〜
•インプット(学ぶ)よりもアウトプット(使う)が重要
•話す・書く・行動するなど、効果的なアウトプットの方法
•アウトプット力を高める習慣や実践テクニック
•学びを定着させ、仕事や人生の成果につなげる方法
つまり、「学ぶだけで終わらず、実際に行動して結果を出す力」を身につけるための実践的な本です。
読書のアウトプット用として読んだ本の要約と自分の意見を残していこうと思います。
運動性記憶
書く、話すと言った運動神経を使った記憶は運動性記憶と呼ばれます。
運動性記憶の特徴はその後忘れることがないということです。そのため、覚えたら忘れにくいというのが特徴です。
書いて、声に出して覚えるようにするだけで、運動性記憶として記憶することができます。
話す、書く、行動すると運動することで記憶に残りやすくなり、真の意味で身につきます。
すなわち自己成長につながるのです。
→人に話すことで記憶に残ることが多いなと思います。それもアウトプットなんだなと思いました。
長期記憶
人間の脳は重要な情報を長期記憶として残し、重要でない情報は忘れる様に作られています。
2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶として残りやすくなります。
最初に暗記してから3回以上復習することでようやく記憶できるのです。
→読んだ本の内容や自分の意見を家族や友人に伝えていこうと思います。
成長の螺旋階段の法則
アウトプットによって記憶が残り知識が身に付き自己成長が実現します。
しかし、アウトプットするためにはやはりインプットが必要です。
”インプットしたらアウトプットをする。
アウトプットをしたらインプットする。”
をどんどん繰り返すことによって自己成長できます。
インプットとアウトプットを一巡するたびに少しずつ成長できます。
→いつもやりっぱなしで終わっていました。
インプットしてもアウトプットしないと意味ないし、アウトプットしてもそれをまたインプットしないと意味ないし。
勉強しているのに成長しない最大の原因
インプットとアウトプットの平均的な比率は7:3であるとされています。
しかし、学生も社会人もほとんどの人がインプット中心の勉強をしているのが現実です。
アウトプットの比率で言うと初心者は6割、熟年者は7割の時間をアウトプットに振り分けるのが効果的な学びの方法と言えます。
インプットの時間の2倍近くをアウトプットに費やすように意識しましょう。
→インプット中心の勉強スタイルでしたが、今日からインプットの時間の2倍アウトプットします。
なかなか自己成長できない理由
インプットもアウトプットもしているけれど、なかなか自己成長できない方もいると思います。私もその1人です。
実は、次のインプットの前に絶対に必要なプロセスがあります。それがフィードバックです。
フィードバックとは、アウトプットによって得られた結果を評価し、その結果を考慮して、次のインプットに修正を加えるという作業です。
「見直し」「改善」「調整」「原因究明」全てフィードバックです。
フィードバックを行うことで行動方向が修正され、前の分よりも必ず進歩して成長することができるのです。
せっかくのアウトプットもやりっぱなりでは成長につながりません。
上手く行った時も、失敗した時もその理由を考えましょう。
→フィードバックをもらうためにもまずはインプットしたことをアウトプットしないとなにも変わらないですね。
効果的なフィードバック
効果的なフィードバックバックを行うための4つの方法は以下になります。
1.短所克服と長所進展
成長するためには二つの方向性があります。
それは短所の克服と、長所の進展です。
欠点や短所、苦手分野を克服するのか、長所、得意分野を伸ばすのか、そのどちらかしかないのです。
本を読んで理解できなかった点を読み返す、ネットで調べる、別の本で調べるのが短所克服です。一方、本を読んで面白かった、役に立った点を実際に実行してみる、それをさらに工夫するために別の本を読むのが長所進展です。
2.広げると深める
最初はある程度広げる勉強をします。その中で関心、興味のあるもの、好奇心がそそられるものを見つけて、どんどん深める勉強をするべきです。
自分の知識を広げ、深める。この2つのベクトルを意識するだけで、次に何をすべきか明確にわかります。
3.なぜ?を解決する
アウトプットすると必ず疑問が生まれてくるはずです。なぜ上手くいかなかったのか、なぜこうなるのか、そうしたなぜを放置してはいけません。なぜを突き止めるとその先に気づきが見えてきます。
なぜを放置しないで、今すぐ解決する癖をつけましょう。
4.人からアドバイスをもらう
自分よりも知識や経験の多い人からアウトプットに対して、適切なアドバイスをもらえると弱点、欠点の修正にも繋がり、飛躍的に成長するきっかけとなります。
なんでも質問すれば良いと言うわけではなく、自分なりに疑問、問題点に対する探究をします。
上手く行っている点とうまくいかなかった点を把握できれば何をすべきかが自然と見えてきます。インプット、アウトプットをしたら必ず結果成果に対して、フィードバックを行う習慣をつけましょう。
→なぜをいつも追求する前になぜと思ったことを忘れてしまいがちです。放置せず今すぐ解決する癖をつけます。
この4つはすべて重要ですね。
アウトプットの6つのメリット
1.記憶に残る
アウトプットすることで脳はそれを使われた情報、重要な情報と判断するので、記憶に残ります。
2.行動が変わる
アウトプットは全て運動であり、行動です。
アウトプット後にフィードバックをすることで、行動はより良い方向へレベルアップしていきます。
3.現実が変わる
自分の行動が周囲の人たちにさまざまな影響を与え、現実が変わります。
現実世界がポジティブな方向に動き出します。
4.自己成長する
フィードバックを繰り返し、自己成長サイクルをとにかく繰り返すことで、自己成長の階段を登っていきます。
5.楽しい
ポジティブなアウトプットをすると人から評価されます。褒められます。信頼されます。
だからアウトプットするモチベーションが上がります。
6.圧倒的な結果が出る
自己成長が進み、現実がどんどん良い方向に変化していきます。
→メリットしかないですね。あとは実践のみです。