ハシモト
月に一度、撮った写真の中からプリントするものを綴っていきます。 データではなくモノとして残そうと思った写真についてツラツラと。
妻と二人で出かけた。ばぁばに息子を預けて久しぶりに二人でドライブに。時間にして2時間くらいだったけれど随分長く感じた。息子はまだ目が離せないもので、一緒にいるときは何だか気を張っている。あり得ないものを口に入れ、予想外の場所によじ登ろうとする。 日々常識をぶち破られている感じがする。そんなスリルと緊張から解放されて脳にそよ風を浴びているような気分だった。久しぶりにカメラで息子以外を撮る。つい最近は成長記録がメインになっていたけど、自分の視線が自然と向かうものを写真に収めること
Lightroom現像のお供にyoutubeで音楽を漁っていたらいい感じのアコギのインストを見つけました。そのアーティスとの方のチャンネルに飛ぶと投稿動画の中に 『米津玄師のLemon』があったので聴いてみることにしました。演奏がとにかくうまい。音と一緒に情緒が流れてくるような感じでした。そしてギターを奏でる佇まいが渋い。映る角度によってショーンコネリーに似てると思うんです。最高です。 その演奏動画についたコメントの中に 『シチリアレモンかよ』というコメントがありました。な
先日、義父の還暦祝いをかねて妻の兄弟と連れ立って家族旅行をしてきました。行先は我が群馬が誇る名湯草津温泉。僕は10年ぶりの草津でしたが随分きれいになっていました。観光客を意識した景観作りという感じがしてとてもよかった。宿を出て湯畑の周辺を散策に向かったころ、ちょうど雪が降っていてその寒さのせいもあり湯畑から立ち上る湯気が見事でした。 雪化粧の温泉街。字面からすでにいい写真が撮れそうな気がします。こうして景色を撮るのも久しぶりだったので夢中でシャッターを切っていました。そ
一年の計は元旦にありといいますので、日付が変わらないうちに目標を打ち立てておこうと思います。書いてる途中で日付け変わってしまったんですけどね。 自家現像ずっと挑戦してみたかったけど躊躇していたものですが、知人から機材を譲って頂けることになった事が後押しとなりました。来月に引越しが控えているのできちんと家の環境が整ったら現像環境を作っていこうと思います。 僕の場合、フィルム写真ができるまでの工程には僕以外の人の手が加わります。現在利用しているフィルムラボはどこの店舗も素晴ら
変わりゆく街の姿「今コンビニのある場所は、1年前には何があった場所だろう」こんな風に感じる機会が最近増えてきました。コンビニに限ったことではなく、街の風景が子供の頃とずいぶん変わってきたんですよね。 僕の住んでいる群馬は大都市に比べれば開発のスピードは緩やかです。けれど確実に街の姿が変わっているのです。学生の頃にはなかった道が通っていたり、街の駄菓子屋がなくなっていたり、数年かけて変化する場合もあればもっと短いスパンで変化していくことも。 そうした変化を見ながら、ふと思い
はじめまして、ハシモトといいます。 1986年生まれ、妻と息子と娘の4人で群馬に住んでいます。僕は、家族や友人の写真や、僕らが暮らしている街の風景を写真に残しています。僕が写真で残したいと思うものは、なにも特別なことはない、いつもの光景です。 一番多く撮るのは家族・友人など僕の周りの人たちです。写真をはじめた頃から撮り続けています。ポートレートなんて恰好いいものじゃなく記念写真や記録写真のようなものが多いのですが、大切だと思う人たちの気取らない、いつもの表情を写真で残してい
写真は眼差し。誰が言ったのか知りませんが、写真を撮るようになってから何となく聞き覚えのある言葉の一つでした。この言葉の意味を身を以て体験し認識して納得できたのが二年前でした。 二年前、僕は自分の結婚披露宴で流す映像を作っていました。あるシーンで幼少期の写真が必要になり、実家で写真を探すことにしました。よくあることですが、アルバムを見ていると本来の目的を忘れてしまうもので、気づいたら僕は昔の写真を見ることに夢中になっていました。どれも懐かしく少し照れるようなものばかり。昔の写
群馬で写真を撮っているハシモトといいます。こんにちは。ここでは写真のことを絡めて自分の考えをまとめ、それを人に伝えることを心がけて文章を書いていこうと思います。 noteで文章を書く理由は2つ 1つ目 先日 子供が生まれたこと。今まさに人生の節目だと思うんです。今後どういう道筋を辿るのか、1つ1つの選択が大きな分岐に繋がっていくと思います。分岐点で自分が何を思ったのか、周りがどうだったのか、なにが楽しかったのかを書き残そうという気持ちが湧いてきました。ちょっと大げさかも知