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地域取材をするときに一番大切なことは心
見習いライターのジュンナが、初めての地域取材を行ったのは、岐阜県の柳ヶ瀬というエリアでまちづくりをしている友人に地域について取材しました。
地域の取材記事を作ることが初めてだったからこそ伝えられることがあると思います。これから地域取材をしようと考えている方に私の経験をお伝えします。
準備しておくこと
既にある資料やホームページなど見る・読むことです。
事前準備として、基本的なことですがこれを徹底的に行います。この地域がどこにあるのか、どんなことをしているのか、基本情報を頭に入れました。取材先へ知っています、見ましたよという誠意を見せることができます。
それ以外にも相手に喜んでもらうことにもつながります。単純に自分が大切にしている場所ややっていることを知ってもらえることは嬉しいと感じる人が多いと思います。
取材をするということは、相手の貴重な時間をいただくことになるため、相手に快く取材時間を過ごしてもらうことも大切ですね。
これをやっておけばよかった…
後悔していることは、時間の余裕を持つことです。
撮影などを含めた取材時間を十分に取っておくことは当たり前ですが、取材以外の時間をもっと取る必要があると感じました。
仕事として取材をする際にはさまざまな時間を考慮してのスケジューリングをするかと思います。しかし、今回は勉強のための記事作成だったため、仕事としての取材ではありませんでした。撮影と取材の時間だけを確保して向かいました。
取材を終えた帰り道や記事の執筆の際に、取材する人としてではなく一般の客としてそのまちを歩いてみたり、観光客気分でいる時間を作ることで、まちを客観視できたり、感覚的に感じることもあるはずです。
そうすることで、より記事に深みが出るのではと反省と後悔が残っています。
目の前の人を想い記事をつくる
記事を完成させたとき、取材相手の友人に「文章を書いてもらえるって機会なかなかないから嬉しかった。ありがとう。」という言葉をもらえました。
読者を優先に記事の構成や取材内容を考えることが多いですが、いい記事にするためにはその内容となることをたくさん話してもらうことが重要です。心を開いてもらうためにも取材が決まってから完成までの期間さまざまな面で喜んでもらえる記事づくりを心がけることが大切です。
取材は相手がいて記事が完成できるものなので、相手がいて成り立つことをより一層感じる初の地域取材でした。
知らない人、場所を取材することで自分では経験できないことを聞くことができます。取材は自分の世界を広げてくれるひとつのツール。地域取材をこれから作成する人は、相手に感謝と愛を持ち、ぜひ楽しんで取材をしてみてくださいね。