「〇〇しよう」と頑張るのは出来ないと疑っているから
何か問題が起こると、ほとんどの人は、まずそれを「解決しよう」と思うのではないでしょうか。
当たり前だと突っ込まれそうですが…本当は何であれ、〇〇しようと行為することはうまくいかないことが多いのです。
すぐに対処しなくてはいけないことももちろんありますが、わたしたちは自分で出来ると思い込んでいることだけが出来るのです。
少しでも疑う気持ちが入った途端に、出来ていた事も出来なくなります。
出来なかった事も出来るのだと思い込めた瞬間、出来るようになるのです。
「しよう」と思うのは自我(エゴ)である、という事を知って下さい。
自我(エゴ)には現象化そのものの力はありません。
現象化の力は宇宙(大いなる力)の仕事なのです。
例えば、自分が当たり前に出来る事に「しよう、しよう」という思いは出てきませんよね。
「呼吸しよう」と思った時の感覚と「壁の向こう側を透視しよう」と思った時の感覚の違い、わかりますか?
出来ると信じている事をしようと思ったときの心の働きと、出来ないかもしれないと思っていることをしようと思っているときの心の働きは、全く違うものになります。
「しよう、しよう」と頑張ろうとするのは「出来ないかもしれない」と疑っているのです。
ですからあなたが「しよう、しよう」としている事は出来ないのです。
なので、どうか自分が望むことに活用してみてください。
「私は自分を幸せにする事が出来る」と…
例えば、今まで環境や人のせいで自分の人生がうまくいかなかったと思っていたとしたら、「私は自分の力で自分を幸せにすることが出来る」と想念の使い方を変えてみるのです。
人間って自分にとって都合の悪いことほど頑張って「しよう」とします。
都合の悪いことほど「出来なかったら」という恐れの思いが強くなって、その思いに比例して頑張ってしまうのです。
でも「もういい、どうにでもなれ~」と開き直ったときに、事態が急に好転し始めるのです。きっと誰にでも経験があるのではないでしょうか。
それは「しよう、しよう」と自我(エゴ)が働かなくなるからです。
人は苦しいから問題を解決「しよう」とします。
実は苦しいのは、問題を解決しようとしているからなのです。
本当は、逆なのです。
苦しんでいる理由は問題を解決しようとしているからなのです。
人はこんな単純なパラドックスに、なかなか気付けません。
「解決しないと困る」と単に思い込んでいるからです。
ですから「問題は解決なんかしなくて良いのだ」と思い込めた人は、とても楽な人生になります(^^)
問題の方が消えていくからです。
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