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ハクリンの黒い過去


先日、とある方からDMを頂きました。


この方は月100万以上稼いでいるビジネス系発信者で、おそらく𝕏をよく見ている人なら知っている人も多いと思います。

嬉しいことに、ハクリンとして活動を始めてから「文章が上手い」「知識量が凄い」「誰かの裏アカ?」みたいな言葉をかけて下さる方がちょくちょくいました。

こうしてハクリンの素性を気にして下さる方もいるようなので、今回は僕の黒い過去を包み隠さず話していきます。



僕がビジネスを始めたのは2018年。


キッカケは、大学の先輩がネットビジネスで稼いでいる噂を聞きつけたことだ。

先輩はいわゆる起業塾でビジネスを勉強したおかげで稼げるようになったと言っていて、僕もそこに勧誘された。

入会費は30万。大学生の僕は金がなかったので、消費者金融に駆け込んだ。すぐ取り返せるっしょというナゾの自信があったのを覚えている。

その塾では

ブログからメルマガに集客して情報商材を売る

というビジネスモデルを教えていた。

僕はそこで初めてコピーライティングやらマーケティングやらのビジネス知識を学んだ。



ちなみに、僕のデビューは大学受験の発信である。

高校時代、そこそこ勉強してそこそこの大学に入ったので、その経験をアメブロとツイッターで発信した。

それで収益化した後は、起業塾で知り合った投資家やパーソナルトレーナーと協業して、僕は裏方に回って彼らのコンテンツ販売を手伝ったり、自分のコンサルを売ったりしていた。

そんなこんなで半年で月収100万に到達した。

他には高額塾の対面営業したり、興味本位でwebライターやSEOブログで稼いだりもした。


その傍らでグレーな手法もやった。

Twitterアカ50個量産→ツールでスパム集客→通話につなげて商材売る

とか、

謎の美女アカウント作る→「FXの自動売買ツールプレゼント!」と謳って集客→「ツール使用にはこちらの口座が必要です☆」で口座開設アフィ

とか。

あくまで軸はコンテンツ販売&コンサルだったけど他にも色々試して、「その気になればなんでも稼げるんだな」というマインドになった。


これが2018~2021年ごろの話。

正直あんまり覚えていないけど、収益でいえば月100~300万くらいの規模感だった。


で、ビジネスを辞めた。


理由はシンプルで「つまらなかったから」だ。

グレーなのはもちろん、普通のやつも全部辞めた。


おそらく僕は、金を稼ぐこと自体にはあんまりモチベーションがない。

そんな生意気言えるほど稼いでもないんだけど、なんというか、コレを事業としてもっと伸ばしたい!みたいな気持ちが全く持てなかった。

当時は目先の収益をサクッと稼ぐことだけ考えていた。というか、ネットビジネスなんてそのための手段だろうと思っていた。

最初こそ「うおー絶対成功するぞー」とエンジン全開だったけど、いざお金に不自由ない生活を実現したとき、一気に飽きが来たのだ。

仕組み化もしていたから、稼働せずとも食うのに困らないくらい収益は出ていたけど、その仕組みも捨てた。



それからは引きこもりをしたり、サラリーマンをやったり、派遣の住み込みバイトをやったりと、2年くらいフラフラしていた。

これが思いのほか楽しかった。


ビジネスをやっていると、必然的にかかわる人も成長意欲や競争心が高い人が多い。

それは素晴らしいことだし、自分が成長するにはそういうコミュニティに身を置くのが正解だと思うけど、一方でたまに疲れてしまうこともある。

誰か人と会っても

「コイツはどれくらい稼いでいるんだ?🤔」
「格上か?格下か?🤔」

みたいな、資本主義のモノサシで常に自分を測られている感覚があった。

僕としては

「いやもう、ええやんそういうの…」
「格下でも何でもいいから、好きにやらせてくれw」

と内心思っていた。今思えば、これもビジネスから離れた理由の一つかもしれない。


僕は大学生になってすぐビジネスの世界に入ったから、ある意味すごく偏った人付き合いしかしてこなかった。

そんな僕にとって、ビジネスと全く無縁な人たちと関わるのは逆に新鮮で、楽しかった。

会社員のときは同僚と飲みに行ってグチを言い合ったり、スキー場の住み込みバイトでは、60代のおばちゃんたちから孫の話を聞きながら一緒にトイレ掃除したり、同じようにフラフラ生きてる同世代たちと鍋をつついたりした。

ビジネス時代に比べたら収入は1/10くらいにまで減ったけど、背伸びせずささいな幸せを噛み締められる毎日が楽しかった。この思い出は今でも宝物である。


そんなちゃらんぽらんな日々を送りながらも、頭の片隅には「ちゃんと人生と向き合わなきゃダメだよな」という思いもあった。

で、僕はもう一度ビジネスを学びなおすことにした。

とは言ってもマーケティングとかライティングとか、僕に必要なのはそういう知識じゃない。もっと根本的な所で欠けている"何か"を埋めないと、また同じ轍を踏むことになる。

そう思いながら色んな教材を買い漁ったり、勉強会やセミナーに参加したりしていた。

そんな中で、僕はある一つの答えにたどり着いた。


「視座を高める」ということ



僕がたどり着いた答えは「視座を高める」ということである。


とあるセミナーで

視座が低い人は「ビジネス=お金を稼ぐための手段」という捉え方しかできないやで。

すると「ビジネスに取り組むこと」と「人生を前に進めること」が乖離してしまい、いくらお金を稼いでも幸福度は上がらず停滞するやで。

これはネットビジネスあるあるやで。

みたいな話を聞いた。

この話は僕の違和感をキレイに言語化していた。

いきなりフワッとした話で、今これを読んでいる人たちは「???」って感じだと思うけど、それを理解したうえで強引に結論を言わせてもらうと…


ビジネスは"視座ゲー"である


僕がこの記事で伝えたいのはこれだ。


ビジネスで成功できるか否かは、視座の高さにかかっている。

引用元:Mission Driven Brand


例えば、視座が低い人は

ライティング力=文章を書くスキル

みたいな捉え方をする。


一方で視座が高い人は

ライティング力=人を動かすツールの一つ

みたいな抽象度で捉えている。


だからこそビジネスのあらゆる局面で、

今、誰にどんな行動を取らせるべきか?
そのためにどんな読後感を持たるべきか?
そのために何をどう書くべきか?

と、前後の文脈までみて文章を生み出すことができる。だから結果につながるのだ。


いや、なんなら文章を書く必要すらないかもしれない。

僕の知り合いはネット集客を丸ごと外注して、自分はビデオ通話でセールスだけして売上を立てている。彼はほとんど文章を書かないが、年商1憶を越えている。

彼いわく「文章は嫌いだけど喋るのは好き」らしく、自分の強みを活かしたビジネスを追求した結果、今のスタイルに落ち着いたらしい。

「文章=人を動かすツールの一つ」と高い視座で捉えているからこそ、じゃあ、このツールを何かで代用できないか?という発想ができるのだ。


これと同じで、僕が「ビジネス=金を稼ぐための手段」と捉えていたのは、僕の視座が低かったからだ。

文章がビジネスの一部分であるのと同じように、ビジネスもまた人生の一部分に過ぎない。


そう考えると

この資本主義社会をケロッと生き抜くために重要なのは「自分がオモロイと思える稼ぎ方」と「市場の需要」を合致させること

だと分かる。

そうすれば、めんどくさいけど生活のために気合い入れて仕事する…みたいなことはなくなる。

金を稼ぐなんてことはただの通過点になり、

ビジネスを頑張ること=人生を楽しむこと

これが直結するから稼ぎ続けられるのだ。


だからこそ、ハクリンはそういう視座の高さから、いわゆるマーケティングやらライティングやらコンテンツ作成やら、"実利につながる具体的な知識"に落とし込んで発信していく。

例えば同じライティングスキルを教えるにしても、視座の高い人と低い人では、それについて語れる範囲が違う。

学ぶ側も同じで、同じライティングスキルを学んでも、それをそれとしてしか捉えられない人もいれば、一を聞いて十を知り、色んな局面で使いこなせる人もいる。


最近でいうと、ハクリンはこんな教材を出した。

コンテンツビジネスの世界では

「○○の専門家」「○○のプロ」を名乗りましょう!

とよく言われる。

あなたが何を教えられる人なのか?を明確にすることで、アカウントに価値が生まれますよと。"発信の専門性"を意識しましょうねと。

しかしこの教えもまた、多くの人は視座の低い捉え方をしていると思う。だから専門性を意識しても稼げていないアカウントがそこら中に転がっている。そこでこの教材では、高い視座からその解決策を書いた。


そう、ビジネスは"視座ゲー"なのだ。


もちろん「ビジネスなんて稼ぐことが全てでしょww」という人もいると思う。

そのスタンスを否定したいわけではないし、ビジネスの世界は弱肉強食で、弱いヤツから滅んでいくのも分かっている。

でも僕みたいに、自分がオモロイと思える稼ぎ方にこだわるからこそ、その競争で勝ち残れる人もいると思うのだ。

そういう人にハクリンの発信が届いたら嬉しい。

僕自身ももっと視座を上げて、また、色んな形で具体に下ろせるよう実力を磨いていく。

そんなハクリンのスタンスに興味がある人は、ぜひ発信を追ってもらえたらと思う。


終わり


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