ありのままの自分でいいんだと思えるようになった話【ポジキャリ体験談】
はじめに
以前の私は、
”他人から嫌われないこと”が人生の軸になっていました。
自分に向けられる目線が気になり、
自分を他人と比較して劣っている点ばかり探しては落ち込み、
些細な失敗からも自分はダメだと感じ、
傷つくのを恐れて行動しない自分のことが正直好きじゃありませんでした。
何かを決断する時も、他人からの肯定的な意見がないと
決めることができませんでした。
そんな私がポジキャリを通して、
他人からの評価は気にしなくてもいいと思えるようになり、
自分の長所や頑張りを認められるようになりました。
自分が短所だと思っている部分を否定するのではなく、
完璧じゃないありのままの自分を受け入れてあげたいと
思えるようになりました。
自分にとって特に印象深かった内容を中心に
ポジキャリ体験談を書きました。
拙い文章ですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです🌷
ポジキャリ受講を決断するまで
自己紹介
・4人兄弟の長女として生まれる
・国立大学 理系学部卒
・社会人3年目
無料カウンセリングを受けるまで
「将来やりたい仕事もないのに行きたい大学なんてわからない」
そんな言い訳をしていた高校生の頃の私は、
必死に受験勉強をする同級生と比較して劣等感を感じていました。
今思うと、勉強してもわからないことが不安で
”勉強ができないんじゃなくてやっていないだけ”という
逃げ道を作っていたようにも思います。
進学したのは特に興味もなかった学部でしたが、
それなりに楽しい大学生活でした。
ただ、相変わらず自分に自信がないままで、
それは就職活動でさらに悪化しました。
やっとの思いで無事内定を貰いましたが、
社会に出て働ける自信が全くなかった当時の私は、
大学卒業がとにかく憂鬱でした。
社会人になり1年半が過ぎた頃、転職を考えるようになりました。
しかし、就職活動にあまりいい思い出がないため、
転職活動に対しても大きな不安がありました。
転職活動を成功させるためのヒントが知りたいと思った私は、
たまたま見かけたポジウィルの無料カウンセリングに申し込みました。
ポジウィル無料カウンセリング
担当してくださったのは大木さんという方でした。
カウンセリングの中で、今まで頑張ったことについて質問されました。
「胸を張って頑張ったと思えることがない」と返事をした私に対して、
「今の状態
(人と比較して劣っていると感じる、自分で自分の頑張りを認められない)だと、
仮に転職できたとしても状況は変わらない可能性が大きいです。
今のふうさんには、過去の嫌な体験と向き合い昇華していく作業が必要かもしれないです。」
こんな内容のことを言われました。
その言葉が少し引っかかったものの、金額を見て驚いた私は
受講の決断には至りませんでした。
それから、1年以内の転職を目標に自己分析を始めましたが、
一人では納得のいく転職軸が見えてこず、迷子になりました。
なかなか抜け出せず、やはりもう一度相談したいと思い、
再度カウンセリングをお願いしました。
その際は、上村さんという方に対応していただきました。
自己分析や転職活動についての悩みを相談しました。
話しているうちに、自分がまだ転職活動をスタートできていない理由は
転職軸が決まっていないことだけではなく、
就職活動の時のように傷つくことが”怖いから”だと気づきました。
転職活動に限らず、失敗や傷つくのを恐れて動けなかったことが
他にもたくさん思い当たりました。
「転職ができたとしても、今の状態だと同じことで悩み続けるかも」
そう言われた時に初めて、前回言われた「過去の体験と向き合うこと」の
必要性を理解し、ポジキャリが今の自分には必要なんだと思いました。
大きな決断を一人でしたことがなかった私は、
大金を払ってまで受講する意味があるのか悩みましたが、
これ以上一人で悩んでいても、動けないまま時間だけが過ぎていくと感じ、
受講を決意しました。
転職活動を始める前に自分と向き合うことで、転職を”目的”ではなく
自分の人生を楽しくするための”手段”にするために。
傷ついた「子どもの私」の発見
担当トレーナーは、藤井なつみさんでした。
トレーニングでは様々なワークに取り組み、5回の面談がありました。
自分にとって特に印象深かったのは、2回目の面談で
自分の弱み
(他人の目を気にする、自分ができていないことばかり見てしまう)
の原因である”傷ついた子どもの頃の自分”を発見したことでした。
家族の仲も良く恵まれた環境で育ってきたとは思いますが、
父は怒ると手を出すことがあり、
思春期になって親に反抗することが増えた私は
感情をコントロールできず暴力を振るう父に、反抗するようになりました。
短気でプライドが高い父はますます怒り、蹴られることもありました。
母は、そんな父との間に入って止めてくれることもしませんでした。
自分の気持ちを理解してくれないことや、手を上げられることに加えて
誰も自分の味方をしてくれなかったことが悔しくて悲しくて、
一人で大泣きしていたのを覚えています。
なつみさんは、号泣する私の話にじっと耳を傾けてくださり、
「当時のふうさんはよく頑張ったと思いますよ。」
という言葉をかけてくださいました。
自分は心のどこかでずっとその言葉を待っていたんだと思いました。
当時の自分の気持ちを誰かに受け止めて欲しかったんだと気づきました。
そして、傷ついた私は当時の経験から、
自分には味方がいない、頼れる人がいない、自分は嫌われていると
考えるようになったこと。
自分を守るために、他人からの評価を評価を気にしたり
嫌われることを恐れたりする”思考の癖”が身についたことがわかりました。
その日の面談が終わった後に、スッと心が軽くなるような感覚があり、
自分の人生にとって必要な時間だったと確信しました。
面談後に思春期以前の親との関わり方についても振り返り、
他人の目を気にすること以外にも、
・自分ができないことばかり目についてしまうこと
・失敗を過度に恐れること
の原因も見えてきました。
子どもの頃の自分が自分を守るために身につけるしかなかったことだから、
それを否定して嫌うのではなく、
仕方ないと受け入れてあげたいと思うようになりました。
その後のトレーニング
その後の面談やワークでは、自分の強みを探したり転職軸を考えたりするのと同時に、
・”思考の癖”が出ている瞬間に気づき、対処していく練習
・小さなことでも自分を褒める練習
・自分を責めずに受け入れるための練習
・読書
なども行いました。
まだまだ思考の癖に負けることも多く、なかなか変われない自分が
嫌になることもありましたが、そんな時は
なつみさんからの
「すぐに変われなくて当たり前です、大丈夫です」
「十分頑張ってますよ」
「素敵なところがたくさんあることを忘れないでください」
といった言葉に助けられました。
トレーニング期間の1ヶ月が終わる頃には
以前よりも自分の頑張りを認められるようになり、
他人との関わりの中で「嫌われてしまうかも」と心配する瞬間が
減ってきました。
終わりに
トレーニングを通して、
完璧ではないありのままの自分でいいんだと思えるようになり、
失敗しても他人から嫌われても、自分の価値は変わらないということに
気づくことができました。
もちろん全ての悩みが消えたわけではないですが、
まずは不安になる自分と向き合いながら、
転職を自分の楽しい人生のための”手段”にできるように
頑張りたいと思います。
そして、自分が楽しく生きるための手段を増やすために、
読書や体験を通じてたくさんのことを学び、
学んだことを思考や行動にも反映させて、
自分と向き合い続けたいと思います。
自分が変わるきっかけをくださったポジウィルの皆様、
本当にありがとうございます!
この体験談が、自分と同じような悩みを持つ方に
少しでも届きますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました🌷