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長野県で農業してきました!
5/24~6/14の期間何をしていたか
5/24に実家を出て何日か東京に滞在し友達と会った後、2週間ほど長野の山ノ内町という地域で農作業をさせてもらっていました。
参照はこちら↓(当時は心身の状態があまり良くなかったため、多少ネガティブな表現になっています)
3週間ほど前に「家出」と称してこのような投稿をしましたが、その期間中は私が興味を持っている農業に時間を使っていました。
具体的にさせてもらった作業内容はリンゴ、ブドウ、ナシの摘果です。
ちなみに摘果とは。。。
農作業がある1日のタイムスケジュールは、
4:45 起床
6:00 朝&昼ごはん作り⇒準備
6:45 車にて農園へ移動
7:15~17:00 休憩をはさみながら農作業
18:00 お風呂⇒夜ごはん作り&食事 時々買い出し
21:00~22:00 就寝
・・・という超健康的なスケジュール。笑
おかげで朝型生活に戻れた気がします。ちなみに3食すべて自炊だったので、実家暮らしの私にとっては一人暮らしの練習になる良い機会でした。
農作業の様子
画像は仕事場である果樹園から見下ろした長野県山ノ内町。果樹園は標高500mほどの丘陵にあり、山の良質な土壌と水はけの良さを利用して栽培が行われています。
ちなみに手前の木々はリンゴの果樹。のどかな農村風景と澄み渡る空が美しい。
↑果樹園からの長野県山ノ内町の農村風景。
↑の画像はリンゴの幼実。最初は緑色だが、日光により赤くなる。1つの枝に2個以上実がなっている場合、大きく形が整ったものだけ残し、他(小さいもの、傷んだもの、奇形など)は全て摘み取る。
↑ブドウの幼実。1つの蔓(つる)に3つなっている実の中から茎が太いものだけ選び、先端の穂を残して摘み取る。
宿舎での生活
農作業をしていた2週間は、作業する農園から車で30分ほどの場所にあるアルバイター用の宿舎で寝泊まりしていました。宿舎はけっこうな山奥にあるため食品スーパーやコンビニ、ガソリンスタンドに行くにも車が必須。ちなみに今回滞在した宿舎は築4,50年は経っている古い民家だったため、虫が沢山出ました。笑 廊下が寄木細工で出来ているところや箱型の洗濯機であるところが昔新築にする前に住んでいた実家に似ています。
↑宿舎2階にある寝室(女子用)の様子。私が過ごした部屋(6畳)はベッドに段ボールという簡素なつくり。この他にも数部屋用意されています。
宿舎は台所、お風呂、洗面所、寝室(個室)があります。上でも述べたようにアルバイターの滞在期間中は自炊なので、食事や生活必需品の買い出し、1日3食の用意は全て自分たちで行います。ちなみに調味料などは過去に参加したアルバイターの方たちが置いていったものを使用できたので、費用の面で大いに助かりました。
私が参加した2週間はほぼずっと他にも1~数名の参加者が滞在している状態だったので、そのメンバーで買い出しや食事のメニュー、ゴミ出し、お風呂などを相談して決めていました。
画像は私が用意したアボカド丼。
総括
今回長野県山ノ内町で体験させていただいたのは果樹の摘果というシンプルな作業でしたが、晴れた日は果樹園から遥か遠くの白馬連峰を見渡せたり、農園までの道すがらを農村風景を眺めながらドライブ気分で出勤できたりと、非常に有意義な期間を過ごすことができました。
自然が豊かで美しい長野を堪能すると共に、地元を離れて初めてその便利さに気付くこともできました。
農作業中にふと「この先の進路をどうしようか」という不安が頭をよぎることもありましたが、そんなこともどうでもよくなるぐらい心地の良い、多くの気づきを得られる時間だったと感じています。また今回
「日本中の様々な生産現場に赴き、体験し、生産者の想いに触れる」
という目標を1つ達成することができたのも自信に繋がっています。
長野県、またいつか訪れたいな。