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レモン好きには知っておいて頂きたいお話

レモンがあると食べたくなる、それ私です

レモンティーにレモンサワー。はちみつレモンやレモンマリネ。レモンが乗ってるパスタも好きですし、レモンケーキのお菓子も大好き。

でも、レモンを含め柑橘類の果物は海外から輸入される時に「防カビ剤」という農薬が散布されています。これは食品添加物に指定されてるのでスーパーなどで表示義務がありますので見てみてください。通常、農薬は栽培中に散布しますが、柑橘類は外国から船にのる直前に、皮に直接散布です。しかもかなりの量、シャワー状に振りかけられます。この農薬は船に乗ってる間皮にどんどん染み込んでいきます。想像すると恐ろしいです。ですがこれのおかげで腐らず、綺麗な色のレモンが店頭に並ぶ訳です。

レモンティーにレモンサワー。つきまとう防カビ剤

防カビ剤は発がん性や、生まれてくる胎児に奇形が起こる可能性を高くする、毒性の高い農薬です。ラットの実験ではレモンによく使われる農薬を混ぜた餌を食べたラットのうち83%が膀胱ガンを発症するぐらい危険です。それが外側の皮の部分に染み込みます。

レモンティーやレモンサワーは皮ごとグラスに浮かべていたりします。その方が見た目がいいから、手間が少ないからです。お湯に浮かんだレモンの皮の農薬の90%はお湯に溶け出します。そのお店が扱っているレモンが国産か外国産か?表記がなければわかりません。

じゃあレモンサワーだったら?生搾りレモンサワーにすれば、レモンの中身だけを絞っていれればいいじゃない!と思うかもしれません。ですが防カビ剤のついたレモンの皮を水洗いしたところで農薬の種類によっては半分以上残る農薬もあります。通常農薬は1種類のみを散布することはなく、複数同時に散布されます。これは1種類あたりの上限量が決められている為です。レモンを売る側からしてみれば腐ったレモンは商品になりませんからね。塩でもみ洗いしたり、熱を加えればある程度の防カビ剤は落とせますがおそらくレモンサワーを出す前にいちいちそんな事しないでしょう。

国産レモンは安心なのか?無農薬農家の実話から

結論からいうと、外国産の防カビ剤使用のものよりはマシだと思います

農家からスーパーに並ぶ為に多くの生産者の方はJAを通しています。JAの基準を満たす色や大きさである、あるいは形がそぐわないものはモノが良くても売り物になりません。そして基準をクリアしたレモンはやはり腐らないように薬剤が撒かれます。レモンは収穫から何もしないと2〜3日で腐っていってしまうのでスーパーで綺麗なレモンを並べるためには仕方のないことです。無農薬で育てているレモンでも、結局最後は薬剤が撒かれてしまう。何十年も大切に育てて来たレモンの木、レモン農家さんにとってはしょうがないけれど、悲しい現実だと言っていました。更に完全無農薬でもJAの基準をクリアできないと無駄になってしまう。又レモン農家は高齢のご夫婦が多い為、いわゆる「訳あり」レモンが欲しい人のもとへ繋げるまでは中々いかないのが現実だそうです。

私たちの選択肢とは?

じゃあどうすれば?3つあります。まずはスーパーで買う場合、国産レモンを買うことです。値段は外国産が1つ100円だとしたら国産レモンは1つ300円ぐらいします。そう、高いんです。なのでお店などは原価を抑えるために外国産を購入している事が多いです。なぜ高いか?レモンの国内自給率は3%程度。広島、和歌山が有名ですが、先述の通り高齢のご夫婦でのレモン農家が多いため、後継ぎ問題に直面し、辞めてしまう所も多いそうです。国内のレモン農家はどんどん貴重に…。

もう一つは、農家さんから直接購入する方法です。これなら、収穫してすぐ発送の為、翌々日には手元に届きます。色んな農家さんと繋がれるサイトがありますが私は信頼しているメルカリの農家さんがあるのでそこから購入しています。先程の話もその農家さんから直接聞きました。

何がいいって、箱を開けた瞬間、レモンの良い香りが凄いんです!!!!レモンってこんなに良い香りが広がるんだと。驚きました。本物のレモンに出会えた感覚です。この感動が忘れられずリピートしてます。

あとは生活クラブで買う方法ですかね。生活クラブは信頼してます

レモンのお話長くなりましたが知っていて損はないかと思います。また知るからこそ、選択ができる。レモンは自分で選択できる食べ物です。まずは、スーパーで防カビ剤の表示、探してみてください(^^)

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