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ものの見方が変わる座右の寓話 戸田智弘(6/25)

一旦、立ち止まって色々な考え方を取り入れたいなと思ったので、たくさんの寓話が紹介されているこの本を手にした。

寓話の目的は教訓や心理を伝えることである、お話そのものはそれらを届けてくれる”運搬手段”である。別の言い方をすると、ぐわにおいては教訓や真理こそがその核であり、お話はそれらを包み込む”外皮”である。

77の寓話が紹介され、どれも面白くハッとさせられるものばかりだった。

中でも自分の中で心に残ったのは、76こ目のロバと親子の話だった。
この寓話の教訓は「全ての人に好かれることができない」ということである。

正解はある方向から見たら、間違いでもあるし、正しさは見る角度(立場)によって変わってくる。全て理解できることで間違っていない。その中で自分はどういう立ち位置をとるかが重要だ。人の意見も参考にしつつ、自分の確固たるものを持って行動したいなと思った。

アドラーとちょっと似ているのかもしれない。(読んだことないけど)

繰り返しになるが、どの話もとてもためになる。300ページぐらいあるが、繰り返し読んでいいと思ったし、中高生でも理解できる内容だ。また、77個も話があるので、その時の状態感じ方や引っかかる話が違うはず。ぜひいろんな方にオススメしたい本だった。


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松本啓
いつもありがとうございます!まだまだ未熟者ですが、コツコツやっていきたいと思います!