モーニング娘。'24 コンサートツアー秋 WE CAN DANCE! 備忘録
こんにちは、7です。少しずつ寒い日が出てきて、11月にしてようやく暑さを忘れ、寒さを感じられるようになり、秋の訪れを実感しています。
さて、モーニング娘。'24の秋ツアーも折り返し地点を過ぎ、石田亜佑美ちゃんの卒業公演まであと一ヶ月となりました。前回のnoteが春ツアーの直後だったのでかなり期間が空いてしまいましたが、個人的な今ツアーの感想や思いをまとめようと思います。(自分のための備忘録)
※秋ツアーの楽曲や内容、演出に触れます。完全に私の主観と個人的な思想が出ている感想です。苦手な方はブラウザバックお願いします。
M1 勇敢なダンス
立川の初日、思わずペンライトを振ることを忘れそうになったこの曲。石田亜佑美ちゃんフィーチャー曲だと勝手に思っていますが、間奏のソロダンスパートの出力100%、目をキラキラさせてスポットライトを浴び、先陣を切って舞う亜佑美ちゃんを見るたびに胸が熱くなります。亜佑美ちゃんの今までの道のりを思い返すと、亜佑美ちゃんのダンスに「勇敢」の言葉はまさにピッタリだなと思います。
M2 最KIYOU
ダンスプラクティスが出てからのこちらの曲、振りコピが楽し過ぎます。ワンハーフなのが勿体無いとも思います。亜佑美ちゃんの丁寧かつ力強い、音にきちっとはめてくるダンスがハマっていて見ていて本当に気持ち良いです。「ちっぽけでも高らか うちら最KIYOU」の言葉に勇気をもらっています。
M3 愛の軍団
まさかこの曲がセトリに入ってくるとは……先日ハロステでも映像が出ていましたが亜佑美ちゃんの表情と角度へのこだわりが沢山見られて思わずニヤッとしてしまいます。往年のフォーメーションダンス楽曲を見る度に時代の移ろいを感じ、亜佑美ちゃんのパフォーマンスの変化も感じられて色々な気持ちになります。
M4 なんだかセンチメンタルな時の歌
ペンライトを振ることよりも、見ることに集中したいこの楽曲。機械仕掛けの人形のような振り付けの「お人形感」が堪らなく好きです。「初恋した頃のまんま」の後ろ姿と横顔の哀愁漂う雰囲気にいつも飲み込まれてしまいます。メンバー一人一人で解釈が少しずつ違う所も個性が出ていてまた良いです。
M5 「恋人」
今ツアー私が一番好きな曲です。「勇気よ湧いて出てよ」の亜佑美ちゃんの苦しそうな表情からの一瞬の暗転は何か映画かドラマを見ているような気にもなります。暗転前後の数コンマの表情は、一瞬のはずなのに永遠にも感じられるような、そのくらい私にとって印象的な場面です。「ねえ懐かしいね」「ピントがぶれるほど笑顔すぎる」ふとした歌詞で一気に主人公と相手の二人の世界観になるのが好きです。別れたくない、不安で堪らない主人公の繊細な感情を亜佑美ちゃんが一つずつ大切に表現してくれています。
M6〜8
Aパターン
愛してナンが悪い⁉︎
君さえ居れば何も要らない
OK YEAH!
深夜焼肉デイト!!!!
君さえ居れば何も要らないの冒頭、誰もが浮かぶであろう工藤遥ちゃんの卒業コンサートの名場面、目をキラキラさせてスポットライトを見て歌う亜佑美ちゃんの図がいつ見ても涙が出そうになります。
「太陽が今日もまた美しく顔を出す」普遍を歌われると沁みますよね。
言わずもがなな盛り上がりパラパラ曲、嫌なことは全て置いておいてただただ楽しく踊れるこの瞬間、まさにWE CAN DANCEだなぁと思います。
Bパターン
ジェラシージェラシー
悲しき恋のメロディー
泣いちゃうかも
亜佑美ちゃんのラップが大好きなこの曲。細かい場位置移動も簡単にやってのける、今までの積み重ねなのだろうなと思います。振り付けに忠実にラップをしていた初期も、ライブ感を大切にしている今も、どちらも愛おしいです。
久しぶりの楽曲も嬉しいですね。何だか全体的に失恋というか、報われない恋の曲多いなと思います。
泣いちゃうかもは亜佑美ちゃんのファンの方にとって思い入れの強い楽曲なのではないでしょうか。亜佑美ちゃんが感情表現を磨きたいと努力していた頃にも歌っていた曲、当時から更に磨かれた表現にも注目です。「気づかないフリをしていつまでも」の目元を隠した笑顔、本音を隠して仮面を被る主人公の表現が鳥肌です。
M9 悲しくなるようなRainy day
雨の音から始まるこの楽曲、去年の秋ツアーでもセットリスト入りし、積み重ねてきた解釈が遺憾無く発揮されています。苦しさの表現と一括りに言っても、曲ごとに苦しさの度合いが違うと思っていて、この曲は苦しさと相手へ委ねたい乙女心と、あなたはどうするの?と不安と共に尋ねるような心と、いろいろな気持ちが入り混じっている複雑な曲、亜佑美ちゃんの間奏の重たい音と共に奏でられるダンスも見どころです。
M10 泣き出すかもしれないよ
めいちゃんとはるさんのユニット、二人ともマイク乗りが良い声質で、歌にも個性があって聞き応えたっぷりで楽しいです。めいちゃんの落ち着き具合が成長を感じますし、はるさんが等身大で一生懸命曲を解釈している姿が、モーニング娘。らしさを感じました。会場が一気にグリーンで染まるのも大好きな光景です。
M11 女心となんとやら
可愛いです。三人の関係性がパフォーマンス中に見える感じが良いです。自分のパートの時は歌に集中して、それ以外の時はメンバーと顔見合わせて笑って、ほのぼのしてます。
M12 1から10まで愛してほしい
楽しい。サビでクラップできる曲は楽しいです。個人的にあこちゃんが目をひきます。立ち姿が舞台人の「それ」で、覚悟を決めてステージに立っている人なんだなぁ、と思いました。恋の始まりって楽しいが沢山ですよね、少しの不安も「好き」の気持ちで吹き飛んでしまう、そんな雰囲気のあるユニットです。
M13 I WISH
個人的涙腺が危ない曲です。人生を歌った曲が好きだという亜佑美ちゃん、まさにピッタリな曲選、自分が自分を好きでいてあげないと、という話を鞘師さんのラジオに出演した時に話していたのを「誰よりも私が 私を知ってるから 誰よりも信じてあげなくちゃ!」という歌詞でふと思い出しました。まりあちゃんが泣いているのを見てつられそうになる亜佑美ちゃんを見てつられそうになるヲタク、何の連鎖なのか。
M14 One・Two・Three
かっこよさに全振りした春のツアーの123、今回もかっこよさを追求したようなパフォーマンスですが、その中にあるメンバーとの掛け合いを愛おしそうに楽しむ亜佑美ちゃん。長く歌ってきた曲だからこその愛の深さと少しの寂しさが滲みます。
M15 What is LOVE?
「世界中幸せに出来るの?」「世界が輝くよ」キラキラの目で、満面の笑みで、客席にめいいっぱい手を伸ばしながら歌う姿が輝いていて眩しくて……あの熱量を抱えただーさくに歌われるからこその説得力がありますよね。
M16 メドレー
・冷たい風と片思い
色々な思いと共に在った曲です。プレッシャーも怖さも不安も全部大切に抱えながら、それすらも勇気と自信に昇華させて舞う彼女が強かで凛としていて美しいです。サビ前の音が消えるところ、顔を最後まで名残惜しそうに残すあの瞬間、時間の流れがあそこだけゆっくりになるんですよね。印象的な場面です。
・私は私なんだ
2023年のバースデーイベントで歌ったのが印象的な曲で、ハッとさせられるような、考えさせられるような歌詞。無表情に近い表情での歌唱で、「時に残酷に」とか言われたら冷や汗です。
・笑えない話
ついに来たか!!というこの曲、個人的に鞘石のイメージが強いですが、だーさくの掛け合いのAメロも堪らなく好きです。イントロ、アウトロの腕を上下に振る振り付けが会場で揃うのも気持ちいい。
・人生Blues
懐かしい石田森戸によるティーチング動画、おかげで振り付けはバッチリです。だーさくパートの手のゆらゆらも沢山の青と紫のサイリウムがゆらゆらしているのが面白い光景です。
・踊れ!モーニングカレー
初日にこのイントロがかかった瞬間、年甲斐もなく大声を出してしまいました。カレー好きな亜佑美ちゃんのための曲といっても過言ではない。キレッキレで全力おふざけ、亜佑美ちゃんの真骨頂。いつからか始まった冒頭のアドリブタイム、序盤の振り付けを間違えてアドリブパートをよこやんに全投げした時には思わず大爆笑してしまいました。
M17 HOW DO YOU LIKE JAPAN?
〜日本はどんな感じでっか?〜
亜佑美ちゃんと言えば!な一曲、これも色々な思い出が詰まった、亜佑美ちゃんの活動のずっと側にあった曲ですね。単独のツアーは勿論、ハロフェスでのシャッフルや外部フェスでもいつも特攻曲として戦いの先陣に立ってきた曲、今までの場数の踏まえた全ての集大成としての熱量をぶつけているような、そんな熱量に感化されたファンたちのアツい声も、ぶつかりあいがひしひしと感じられます。上手(かみて)下手(しもて)でファンを煽るように歌い上げる二人がまさに風神雷神。
M18 ムカ好き!
初披露後、身内のヲタクの中で話題になりました。モーニング娘。のライブでまさかこんなにハートを作ることになるとは……亜佑美ちゃんの「スキ」が沢山頂ける、幸せ満点な瞬間、永遠に続けばいいのにといつも思います。
M19 青春Say A-HA
名盤 15 Thank you, tooからの一曲、「背が低いのはヤだけど」のしかめっつらからの唇を尖らせる亜佑美ちゃんが可愛いです。アニメや漫画のような、思い描く理想通りの青春を送れている人なんて存在するんですかね。
M20 Wake-up Call〜目覚めるとき〜
盛り上がり曲として完全に定着しましたね。最後に向かっての畳み掛けが楽しい、りおちゃんと並んだ時に二人で顔を見合わせての全力ラップが上がりますよね。踊り続けるゾーンで体力が限界を迎えているので正直あまり記憶ありません。
M21 このまま!
歌詞が良いですよね。歌舞伎ポーズ(?)がピタッと決まると気持ちいいです。「君が居れば何も要らない私」「時間よ!このまま止まれ邪魔など許さない」今の石田さんのファンの気持ちを歌ったかのような曲。一番楽しい今のこの時間がこのまま止まってほしいと強く思います。
M22 笑顔の君は太陽さ
曲前にいつも「皆さんの笑顔を見せてください!」と話す亜佑美ちゃん。去年の秋ツアーでも、卒業発表後の武道館でも「笑顔で!」と呼びかけ続けていたのをふと思い出します。楽しい場であってほしい、笑顔で帰ってほしいと願う亜佑美ちゃんの思いが込められた選曲なのかもしれません。会場を隅々まで見渡して、目に焼き付けようとする亜佑美ちゃんが印象的です。
アンコール
M23 わがまま 気のまま 愛のジョーク
ヲタクの熱量が凄まじいアンコール曲、最後に愛されたいと叫ばせてくれてありがとう。メンバーと目を合わせながら楽しそうに歌う亜佑美ちゃんです。
M24 青空がいつまでも続くような未来であれ!
曲名に青が入っているこの曲、それだけで嬉しいです。平和を願う亜佑美ちゃんが歌う「青空がいつまでも続くような未来であれ!」、涙腺にきます。亜佑美ちゃんのこの先の夢も宇宙まで羽ばたきますようにと聞くたびに願っています。
今ツアー、亜佑美ちゃんが出ずっぱりで兎に角踊りまくる内容になっていますが、最後まで灯火が消えない精神力と体力にも感服ですし、何より自分が踊るパートもそうですが、メンバーが踊っているのを溢れんばかりの笑顔で見つめる亜佑美ちゃんが印象的です。心の底からダンスを、エンターテイメントを愛し、努力を重ねてきた亜佑美ちゃんらしいアツいライブ。「魂燃やして駆け抜ける」と宣言したまさにその通りの道筋を辿っている彼女を、私も負けない熱量で最後の幕が閉じるその瞬間まで応援できたらと思っています。
卒業公演、横浜アリーナにスポットライトを浴びて凛とした姿で立つ亜佑美ちゃんを想像しない日はありません。きっと綺麗なんだろうな、きっと笑顔で最後まで彼女らしいパフォーマンスなんだろうな、終わった後自分はどんな感情になるのかな。残り一ヶ月、輝かしい道を歩くあなたを、客席から青の光で支えさせてください。大好きです。