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リモートワークでペアプログラミング

緊急事態宣言も解除されそうなのでいまさら感がありますが、一日中ペアプロしているプログラマーがどうやってリモートワークしているのかについて書きます。

私は去年からほぼ一日中モブプロをしていて、今はチーム編成が変わって@mohyaとペアプロをしています。

3月の終わりから私たちも在宅勤務になりました。もともと私たちのチームは札幌にプログラマーが二人、帯広にPDMとQAの三人という構成だったので、毎朝デイリーミーティングをGoogle Meetで行っていました。在宅勤務になってからは、このGoogle MeetのRoomをそのまま1日中接続しっぱなしにして、画面共有でペアプロをしています。

VSCode Remote-SSH

最初は、Google MeetやZoomを起動しているとPCに負荷がかかり、ビルドなどが遅くなってしまうことが悩みでした。そこで開発機とは別に一台PCを用意して、普段はこちらをつかっています。コードを書くときはVSCodeで開発機にssh接続して開発しています。このため開発機であるMacBook Proは普段は閉じっぱなしになっています。

チーム全員がMeetに参加している

ペアプロをしている二人以外もこのMeetに常に参加しています。特に理由があってそうしたわけではないのですが、前にも書いた通り元々デイリーミーティングに使っていたMeetをそのまま使ってペアプロを始めたためこのようになりました。このため、コードを書いている様子はすべてPDMとQAが見ることができるようになっています。

実際にはそれほど見ているわけでもなく、会話も「BGMくらいの感じで聞いている」とのことでした。ペアプロ中に冗談を言っているとPDMとQAがウケてたりします。でも何か悩んでいるとスッと会話に入ってきてくれることもあります。逆に向こうから聞きたいことがあるときも、「ちょっといいですか?」と声をかけるタイミングが計りやすいのではないかと思います。リモートワークを始めてからの方がチームのコミュニケーションはスムーズになったかもしれません。

集中力について

「ちょっといいですか?」と声をかけられることについて、最近rebuild.fmで「インタラプトされたときに失われているコンテキストが少ないから気にならない」という話を聞きました。

(2:31:20から)

私もインタラプトされることは気にならないし、プログラミングに集中力がそれほど必要だとも思ったことがありません。そしてモブプロやペアプロというのも、とりあえず頭の中にあるものを外に出してみて、対話しながら少しずつ前に進む手法なので、「ちょっといいですか?」と声をかけられることと相性がいいのかもしれません。

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