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ウルトラマンX 第15話 「戦士の背中」感想

はじめに

みなさんこんにちは。1000字前後の記事を書きたいのに中々収まらないデュナパレです。
今回はウルトラマンXの第15話「戦士の背中」についての感想を書きたいと思います。現在放送中の番組「ウルトラマンニュージェネレーションスターズ」でリアタイぶりに見たということもあり、この機会に書きます。


感想

視聴した感想なんですがまず最初に思ったことは「あれ?こんなに面白い話だったっけ?」ですね。小学生の頃にウルトラマンXの本放送を見ていたわけですが、当時は話の内容を理解できておらず、印象もあまりなかったのですが今見たらめちゃくちゃ面白かったです。
今回はウルトラマンXと共に戦う防衛組織Xioの神木隊長にスポットがあてられています。怪獣ゴメスが出現し、調査を始めた直後に娘から明日行われる結婚式の招待状が届きます。怪獣が現れている中、娘の結婚式に向かうべきか否か神木隊長が悩むというのが15話のおおまかなストーリーです。さすがに地球防衛ともなれば仕事を取る気がしますが、神木隊長は過去に仕事を取ったことで妻の最期を見届けられず、妻の最期を見ていた娘の神木裕実とは口をきかない状態で関係が悪くなった過去があります。そこが神木隊長の悩む理由になっており、さらに過去の掘り下げもされているところがいいと思います。病室に残された二つの顔が流す涙の絵は見ているこちら側にもグッと刺さりましたね。そんな娘の態度も中々です。招待状に「暇だったら来てください」と親に送った招待状にしてはあまり期待してないような書き方であったり、「どんな相手なんだ」と父に聞かれた際、「家族を大切にしてくれる人」と返したりと過去の事を根に持っているのは間違いありません。しかし、裕実は別れ際に「頭ではわかっていても、それをされると辛いんだ。」と父に伝えます。平和の為に戦っているから家族との時間を取りにくいということを理解してはいるものの、本当は家族(自分)のことにも関心を持ってほしい、見てほしいという複雑な気持ちがセリフから見てとれます。防衛隊の隊長にスポットがあてられている点や家族事情という点から今回のクロニクルはウルトラマンブレーザーを意識したストーリーの選出をしてるのでしょうか。
今回登場する怪獣のゴメスもしっかりキャラがたっていましたね。今回のゴメスはゴジラを意識しているそうで小ネタが盛りだくさんあるそうです。デュナパレはゴジラを1作も見たことがありませんが初代ゴメスがゴジラのスーツを改造して生まれたという情報は知っていたので熱線を吐く姿を見てゴジラを頭に浮かべていました。後この回に登場するサイバーゴモラは神木隊長がリアライズしてます。戦い方はまさかのボクシング…好きなスポーツなのでしょうか?この回は過去やら、娘がいることと神木隊長についてとても掘り下げますね。
家族の時間といつ起きるかわからない怪獣災害その間に挟まれながら生きるXIOの神木隊長。本編序盤のままだったらチャペルに走って向かうのでしょうか?娘との関係を理由にゴメス撃退を優先し、チャペルに向かっても歩きながら階段を上る気がします。走ったのは普段は見せない娘のことを思う隊家族に対する気持ちと橘副隊長や大地達隊員の言葉が後押しになったとデュナパレは思います。娘の裕実も小さかった頃とは違って隊長を一人置き去りにせず、神木隊長が来るまでチャペルで待っており、神木隊長の左腕に手を組みます。そしてそのままバージンロードを歩く姿はまさしく結婚式のそれ(行ったことない)。二人の気持ちが通じ合ったとてもいい最後でした。

最後に

いかがだったでしょうか?
今後の作品のレビューは新作ウルトラマンやガンダムが来るまではこの感じが続きそうです。たまには過去作を見るのもいいですね。ただデュナパレは過去作を見るなら一話から通しで見たいタイプなのでこういう風にピックアップしてくれるジェネスタはとてもありがたいです。
今回の記事はここまでです。次回の記事もお楽しみに~

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