3月11日
2020年3月11日、東日本大震災から9年を迎えました。
犠牲になられた多くの方々に、心から追悼の意を表します。
徐々にではありますが、インフラの整備により、生活拠点としての街の息づかいは取り戻しつつありますが、活気を取り戻すうえでの、本当の意味での「復興」を、今後も30年・40年・50年、皆で力を合わせて成し遂げていきたいと切に願います。
この1年も多くの復興トピックスがありましたが、なんといっても、ラグビーワールドカップでのひとときは、後世に語り継がれるべき歴史的な瞬間でした。
スポーツがもつ素晴らしさを改めて実感するとともに、少子高齢化の一途を辿る岩手の地において、スポーツとのリンクの中で、子供達の健全な発達、生涯活躍の街の実現に貢献していきたいと思います。
Jリーグの理念
ところで、皆さんは、Jリーグの理念、ご存知でしょうか。
グルージャも、J3参入時にリーグから頂いた立派な額を、クラブの事務所に飾ってあります。
この理念を基に掲げれた「Jリーグ百年構想」、サッカーファンにはだいぶ浸透した言葉ではないでしょうか。
Jリーグが目指しているのは、ヨーロッパの各国でみられるような、スポーツが生活の一部となっている、いわゆる“スポーツ文化”の確立です。
ドイツをみてみると、それぞれの町の人口に合った規模のスポーツクラブがあり、子供から高齢者まで、家族揃ってスポーツを楽しんでいます。
街のスポーツクラブとして発展したもの、地元の大学が施設を開放して地域の人々のためにスポーツ教室として開催するものなど、その形はさまざまですが、こういった充実したスポーツ環境によってドイツのスポーツ人口は国民の約6割を占めるようになりました。
スポーツが盛んな岩手においても、ホームタウン活動やスタジアム照明活動を通じて、街に息づいた成長の形が、おぼろげながら徐々に見えてきました。
いわぎんスタジアムに照明が付き、雪のない季節に、貴重な天然芝の上で昼夜を問わずサッカー・ラグビーができる環境が実現されることで、スポーツの新しい日常が育まれることを確信しています。
焦ることなく、一歩一歩、着実に、復興への道のりを皆で歩んでいきましょう。
最後に、
カナダ武者修行中の敦貴ですが、氏曰く、ハイランダーズでは主軸でイケる自信があるらしいです。
そのまま、頼むよ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?