星野源のオールナイトニッポン in 深夜のファミリーレストラン
なんとも素敵な回だった。執筆やアルバムの構想など創作の入口として通っていたファミレスで愛を語るラジオ。星野源がはじめにオーダーした山盛りポテトというメニューを聞き一気に蘇る学生時代。
音楽を中心とした作品の話を気心知れた仲間とだらだら話す。ロックバンドの4枚目のアルバムは実験すべきだとか。深夜から朝方まで何時間もずっと。毎週当たり前に行われていたあの時間があったからこそ今の仕事でもアイデアがふつふつと湧いてくる。
緩やかな連帯を生み出していたファミレスとカラオケの思い出は宝物だったと初老になって深く気づく。
ドリンクバーで最初に注ぐメロンソーダの鮮やかな緑はずっと色褪せない。