劇団アンパサンド 地上の骨
観劇三度目のアンパサンド。今回は映画怪物にも出演していた黒田大輔が加わり人間の不気味さと可笑しさが倍増。そしてロロの篠崎大悟はナカゴーの舞台で観た役とリンクするような元気いっぱいにズレ続ける男で痛快だった。
上手い役者が全身全霊でくだらなさと立ち向かっている姿を目の当たりし、自分は三鷹まで来て今何を観ているのだろうという謎の疑問が頭がよぎりながらも気づけば大笑い。
よくある小さな話がどんどん加速して誰も見たことない境地に辿り着く。静と動の対比が堪らないし、毎回ラストの飛び道具と死に方が大喜利みたいで何度も味わいたくなる。
今度はどうやって死ぬのかな。