
【ソ連の秘密警察・強制労働収容所監督者】ラーザリ・コーガン
こんにちは。いつもお越しくださる方も、初めての方もご訪問ありがとうございます。
今回はラーザリ・コーガンの英語版Wikipediaの翻訳をします。翻訳のプロではありませんので、誤訳などがあるかもしれませんが、大目に見てください。翻訳はDeepLやGoogle翻訳などを活用しています。
学問・思想・宗教などについて触れていても、私自身がそれらを正しいと考えているわけではありません。
ラーザリ・コーガン
ラーザリ・イオシフォビッチ・コーガン(1889年11月7日~1939年3月3日)とは、ソ連の秘密警察(チェーカー、OGPU、NKVD)の高官、収容所主任(1930-1932)、収容所副主任(1932-1936)である。

略歴
ロシア帝国エニシスク総督府クラスノヤルスク県エロフカで、裕福なユダヤ人商人の息子として生まれる。父は毛皮商人であった。革命運動に積極的に参加し、当初は無政府共産主義者であった。1908年、キエフ軍管区裁判所は、銃を手に略奪に参加した罪で彼に死刑を宣告した。その後、終身刑に変更された。
1918年、ロシア共産党(ボルシェヴィキ)に入党。
主な役職は、グラーグ(※強制労働収容所)主任(1930-1932)、グラーグ副主任(1932-1936)、林業副人民委員(※ナルコム)(1936-1937)である。
1936年8月まで、コーガンは白海・バルト海運河の建設責任者であった。全長227キロメートル、バルト海と白海を結ぶこの運河は、17万人の収容所囚人によって20ヶ月で建設された。コーガンは、1935年から1937年までソヴィエト連邦の中央執行委員会の委員を務めた。

アレクサンドル・ソルジェニーツィンは『収容所群島』の中で、この時期から彼について言及している。「この運河の斜面に6人の名前を記す時が来た。スターリンとヤゴーダの主な協力者、ベロモール運河の主な監督者、6人の傭兵殺し、それぞれの後に3万の死の犠牲者が出た。フィリン、ベルマン、フレンケル、コーガン、ラポポート、ジュークである。」



コーガンは1938年1月31日に逮捕された。投獄されている間、彼はニコライ・エジョフに、そしてラヴレンチー・ベリヤに何度も懺悔の手紙を書いた。それでも彼は死刑を宣告され、1939年3月3日、内務人民委員部(NKVD)のコムナルカ射撃場で銃殺された。1956年に名誉回復を果たした。



関連記事
最後に
最後までお付き合いいただきありがとうございました。もし記事を読んで面白かったなと思った方はスキをクリックしていただけますと励みになります。
今度も引き続き読んでみたいなと感じましたらフォローも是非お願いします。何かご感想・ご要望などありましたら気軽にコメントお願いいたします。
Twitterの方も興味がありましたら覗いてみてください。
今回はここまでになります。それではまたのご訪問をお待ちしております。